アーティスト

アーティストについて

シュテファン・ケーギリミニ・プロトコル

 1972年スイス生まれ。ツューリヒでビジュアル・アーツを学び、ギーセン大学で演劇・メディアを専攻。以後、ドキュメンタリー演劇やラジオドラマ、都市空間を活用したパフォーマンスを世界各地で創作。
 1:87スケールの鉄道模型の世界を取り扱った『ムネモパーク』はドイツの政治フリンジ演劇祭〈Festival Politik im Freien Theater〉で審査員賞を受賞、東京国際芸術祭2008に招聘された。ブルガリア人ドライバー2名が運転するトラックを使用した移動型パフォーマンス『Cargo Sofia-x』(2006年初演)は、欧州・中東29都市で上演後、日本版にアレンジされ、フェスティバル/トーキョー09で『Cargo Tokyo-Yokohama』として上演。ほか、複製技術の時代におけるイスラム教の祈祷時刻告知係を扱った『Radio Muezzin』(2008)、中央アジアの移住者と石油の関係に焦点を当てた『Bodenprobe Kasachstan』(2012)などがある。

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