F/Tで上演された各作品、企画についての劇評アーカイブです。 カテゴリ内の作品別、言語別での選択が可能なほか、各記事のタグを選択すると条件に応じた記事が表示されます。
村川拓也の『ツァイトゲーバー』は、障害者の介助労働を描いた作品である(ひとまずこのようにいってよいだろう)。ここでは、舞台芸術と障害(者)の関係という、きわめて肝要な問いが、きわめて肝要な仕方で扱われていると思われた。本作の問いの射程を明らかにするために、最初に、舞台芸術と障害(者)の関係を巡っての一般的な考察を導入したい。
続きをよむ