魯迅を通じて見る、中国独立系演劇の現在。蘇る近代社会批判
狂人日記
新青年芸術劇団 [中国]
演出:リー・ジエンジュン
11月10日(土)~ 11月11日(日) あうるすぽっと
フェスティバル/トーキョー トーキョー発、舞台芸術の祭典
中国インディペンデント演劇界の若手、新青年芸術劇団。現代中国の抱えるさまざまな問題に取り組む彼らが、近代文学の名作、魯迅の『狂人日記』に挑む。小説が描いた近代化と既存の制度との摩擦は、本当に過去のものだろうか。信じる対象さえ自由に選ぶことができない社会は、すでに終わったと言えるのか−−? 瓦礫に覆われた舞台、耳をつんざくギターの轟音、そのさなかにも続く「狂人」と作者・魯迅との対話は、100年経った今でも、この問いを私たちに突きつける。
11/10(Sat) | 19:30 |
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11/11(Sun) | ☆14:00 |
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☆プレ・パフォーマンストークあり
開演前の13:10より、ロビーにて行います。*中国語上演、日本語字幕つき