概要
アート批評や演劇ジャーナリズムの第一線で活躍する批評家、ジャーナリスト、編集者などが、F/T 作品の鑑賞体験を、独自の視点、方法に基づきアウトプッ ト。また F/T アーティストやクリエーションに関わるスタッフ、専門家、一般観客らを招いてのトークや討論会なども随時開催し、F/T をめぐる議論の 場をつくっていく。
岩城京子
1977年生まれ。パフォーミングアーツ・ジャーナリスト。ロンドン大学ゴールドスミス校演劇パフォーマンス学修士課程修了。世界15カ国29都市を視察。主な執筆先にAERA、週刊朝日、AGORAなど。2011年に和英バイリンガル書籍『東京演劇現在形:八人の新進作家たちとの対話』出版。今回は、公募で集まった若手批評家・ジャーナリストらとともにF/Tをリアルタイムにバイリンガルで発信する「ブログ・キャンプ in F/T」を企画・運営する。詳細はこちら:
http://blogcamp-festivaltokyo.com/
佐々木敦
1964 年生まれ。批評家。HEADZ 主宰。『エクス・ポ』編集発行人。著書に『未知との遭遇』『即興の解体/懐胎』『ニッポンの思想』『文学拡張マニュアル』 『「批評」とは何か?』他多数。近刊に『批評時空間』『90 年代論』『ニッポンの音楽』。
セノ・ジョコ・スヨノ [ インドネシア ]
インドネシア国立ガジャ・マダ大学で哲学を学ぶ。シアタースタジオ・インドネシア『バラバラな生体のバイオナレーション!』プロデューサー。現在は週刊誌『Tempo Magazine』のアート・カルチャー担当編集長を務め、ジャーナリストや小説家としても活躍している。プロデューサーを務めた振付家Yola Yovianti のダンス作品『Water Proof』はインドネシア・ダンス・フェスティバル ( 2012 ) に参加。
ソ・ヒョンソク [ 韓国 ]
1965 年生まれ。演出家、舞台芸術研究家。延世大学コミュニケーション 大学院ダウォン(多元)芸術教授。またクリエイターとしてサイトスペシ フィック・パフォーマンス作品を発表している。主な演出作品に『FAT SHOW』、『|||| □』(共同演出)『Heterotopia』『Desire Paths』『The Divine Prostitution of the Soul』など。
ホー・クアンチェン [ シンガポール ]
1981年生まれ。シンガポール人。シンガポール国立大学で演劇を学ぶ。これまで、演出家のオン・ケンセン氏が率いる独立非営利の演劇カンパニー『Theatre Works』 で、プロジェクト・マネージャーを務めたほか、ゴー・チンリー女史がキュレーターを務めたシンガポールアーツフェスティバル2009及び、演劇カンパニー『The Necessary Stage』のシンガポールフリンジフェスティバル2006での公演にも参与。現代演劇とコンテンポラリーダンスの両分野に関心が高い。セゾン文化財団のヴィジティング・フェローとして、今回初来日。
武藤大祐
ダンス批評家。群馬県立女子大学文学部准教授。共著『バレエとダンスの歴史』(平凡社、2012年)、論文「大野一雄の1980年」(『群馬県立女子大学紀要』第33号、2012年)、「イヴォンヌ・レイナー『トリオA』における反スペクタクル」(同30号、2009年)など。韓国のダンス月刊誌『몸』で時評を連載。Indonesian Dance Festival(ジャカルタ)共同キュレーター。
森山直人
1968年生まれ。演劇批評家。京都造形芸術大学舞台芸術学科教授、同大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT (京都国際舞台芸術祭)2011実行委員。著書に『舞台芸術への招待』(共著、放送大学教育振興会)、主な論文に『沈黙劇とその対部-あるフィクションの起源をめぐって』『〈ドキュメンタリー〉が切り開く〈舞台〉』など。
山本 充
1973 年生まれ。1997 年青土社に入社。書籍編集部に配属。1999 年『ユリイカ』編集部に異動。2006 年より『ユリイカ』編集長。
*トーク開催日時などの詳細は決定次第、発表。