フェスティバル/トーキョー FESTIVAL/TOKYO

概要

都市の日常をずらすユーモア。その瞬間、池袋を占拠せよ?!

F/Tモブ特設サイトはこちら！ http://festival-tokyo.jp/12/mob/

　メールやSNS などのネットを通じて示し合わせた不特定多数の人間が、広場や駅、空港などの公共空間で突如として同じ行為を行い、散会する「フラッシュモブ」。アート、広告、デモ、追悼イベントなど、さまざまな目的で組織されるその行為は、都市をつかの間、非日常の空間へと変容させ、私たちの思考や感性に刺激を与える。 　F/T モブでは、週末ごとに異なるアーティストを企画者としたフラッシュモブを展開。参加者が体現するユニークな身振りやダンスを通じ、F/T の本拠地、池袋の風景を大胆に変容させることを目論む。参加者は、事前にウェブで公開される振付を覚えて、会場に集まるだけ（もちろん、通りすがりの当日飛び入り参加もアリ）。企画者独自のアイデアと参加者たちの身体が一体となって生み出すパフォーマンスは、その場に居合わせた人をも巻き込みつつ、都市に新たなアートの形を示すだろう。

10 月 27 日(土)・28 日(日)
ジェローム・ベル:演出家・振付家 [ フランス ]
1964年フランス生まれ。身体表現と言語を組み合わせたコンセプチュアルな作品で知られる。フランス国立舞踊センター・アンジェで学んだ後、ダンサーとして数多くの振付家の作品に参加。94年以後に創作活動を本格化、F/Tには2011年の『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』で参加している。

11 月 3 日(土)・4 日(日)
井手茂太：振付家、ダンサー、イデビアン・クルー主宰
1995年にダンスカンパニー「イデビアン・クルー」を旗揚げ。カンパニーでの作品発表に加え、演劇作品へのステージング振付、CM・ミュージックビデオの振付や出演など、幅広いジャンルで活動。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、集団内でのコミュニケーションをモチーフに、日常の身振りを活かしたオリジナリティ溢れる振付手法で注目される。2004年、振付家として初めて読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。東京藝術大学、日本女子体育大学では、非常勤講師を務めている。F/Tではタイのダンサーとのコラボレーション作品『コウカシタ』（09年）を発表している。

11 月 10 日(土)・11 日(日)
KENTARO!! : ダンサー、振付家、東京ELECTROCK STAIRS主宰
1980年生まれ。HIPHOPを中心としたテクニックをベースとしながらも既存のスタイル化されたものとは、かけ離れた独自の表現を実践している。近年の作風としては自身の作るオリジナル音源と曖昧にシンクロしながら、意味のある、なしをトコトン織り交ぜ構成した物語的ダンスである。2008年 横浜ダンスコレクションRにて「若手振付家のための在日フランス大使館賞」、トヨタコレオグラフィーアワード2008にて「オーディエンス賞＆ネクステージ特別賞」、2010年には「日本ダンスフォーラム賞」を受賞。海外での公演も精力的に行っており、今年3月にはインド3都市での単独公演を行った。またソロと並行し、ダンスカンパニー＜東京ELECTROCK STAIRS＞を主宰。ソロ・カンパニーと通じて、想いと踊りを発信している。

11 月 17 日(土)・18 日(日)
白神ももこ:ダンサー、振付家、演出家、モモンガ・コンプレックス主宰
1982年生まれ、東京都出身。ダンス・パフォーマンス的グループ「モモンガ・コンプレックス」主宰。 2008年4月～2011年3月まで、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみを拠点に活動する「キラリンク☆カンパニー」として活動。2011年6月より、急な坂スタジオ「坂あがりスカラシップ」対象者として活動中。公演だけでなく、演劇情報誌『シアターガイド』での連載や野外イベントへの参加など、他ジャンルとの共同制作も含め精力的に活動の場を拡げている。 神里雄大と鰰[hatahata]というユニットもたまにやったりしている。

11 月 24 日(土)・25 日(日)
小野寺修二:演出家、カンパニーデラシネラ主宰
日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。95年、パフォーマンスシアター水と油を結成。国内22都市、海外9カ国22都市で公演活動を行う。06年「水と油」の活動を休止。06年9月より1年間、文化庁新進芸術家海外留学制度の研修員としてフランス に滞在。帰国後第一作として、『空白に落ちた男』発表。その後、カンパニーデラシネラを立ち上げる。近年の主な演出作品として『オイディプス』（静岡県舞台芸術センター）、『カラマーゾフの兄弟』（新国立劇場）など。作品はマイムの動きをベースに台詞を取り入れた独自の演出で、世代を超えた観客層の注目を集めている。近年は音楽劇や演劇などで、振付の担当もしている。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。

＊詳細は決定次第、発表致します。

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TOKYO / SCENE #03
フラッシュモブとは何か？　伊藤昌亮

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