インスタントカフェ・シアターカンパニー
作:アルフィアン・サアット 演出:ジョー・クカサス
Peatixでチケット購入後、配信URLよりご視聴いただけます。
【チケット販売期間】2021年10月8日(金)9:00~10月17日19:00
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配信期間 | 2021年10月8日(金)9:00〜10月17日(日)23:59 |
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料金 | 1作品視聴チケット:500円 全作品視聴チケット:1,500円 |
民族間、宗教間に生まれる摩擦、緊張を、軽やかな笑いを交えて描く演出家、ジョー・クカサス。彼女が芸術監督を務めるインスタントカフェ・シアターカンパニーが、シンガポールの新鋭作家、アルフィアン・サアットの家庭劇でF/T16にて初来日。結婚を機にイスラム教に改宗した母と、ムスリムの学生団体の副代表をつとめる娘。ヤスミン・アフマドの映画『ムアラフ 改心』に触発され執筆された本作は、恋愛、結婚といった身近な題材を通じ、多文化共生の葛藤を浮かび上がらせる。
Photo: Tsukasa Aoki
映像解説:滝口 健(ドラマトゥルク、翻訳者/F/T16『NADIRAH』ポスト・パフォーマンストーク登壇者)
タイトル | 『NADIRAH』上演記録 |
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会場 | にしすがも創造舎 |
収録日 | 2016年11月12日 |
視聴時間 | 113分 |
上演言語 | マレー語、英語 |
字幕 | 日本語・英語字幕つき |
上演時プログラムページ | F/T16『NADIRAH』 |
シンガポールの劇団WILD RICEの座付き脚本家。「Straits Times Life!」 演劇賞の最優秀オリジナル脚本賞に10回ノミネートされ、3回受賞。著書に『Collected Plays One and Two』、詩集2冊、短編小説集1冊などがある。
インスタントカフェ・シアターカンパニーのレジデンスプログラム「FIRSTWoRKS」を経て、『Parah』を執筆。同カンパニーで上演された『Nadirah』はマレーシアで高く評価され、2016年にはフェスティバル/トーキョー「アジアシリーズ vol.3」に招聘された。カンパニーのディレクター、ジョー・クカサスは、これまでにアルフィアンの戯曲を4作品演出している。作品は世界中で上演され、自身も芸術家と繋がりアイデアなどを共有するため、アジアや欧州を広く旅している。
俳優、脚本家、演出家。1989年にインスタントカフェ・シアターカンパニーの共同設立者兼芸術監督となり、マレーシアにおける多様な民族や言語、宗教や移民の問題を反映した風刺や作品でよく知られている。作品では、主に人種や宗教、政治、ジェンダー、検閲、気候変動、移民、外国人恐怖症などをテーマに扱う。より平等で共感性の高い社会の必要性を信じ、マレーシアや国外でアートスペースの運営やフェスティバルのプロデュース/キュレーション、ワークショップの開催、作品の上演やツアー(シンガポール、日本、オーストラリア、インドネシアなど)を行っている。
1989年、ディレクターのジョー・クカサスを中心に、クアラルンプールで設立された劇団。名前は、初演時の会場がカフェだったことに由来する。役者に限らず、ミュージシャン、作家、弁護士、教師といった様々な社会階級からメンバーを集め、政治風刺を交えたブラック・コメディ作品を発表、人気を博す。物語を通じて、同時代のマレーシア社会を再考させることをミッションとしている。
長年にわたり、「FIRSTWoRKS」というドラマプログラムを通じ、多くの新しい声を育み、多くの新しい演劇の創作を支援。また、昨今の長期プロジェクト「THE BRONZE LION」では、民主主義、人権、共感をテーマに、言語や文化、国家の障壁を越えて芸術を支援・制作することを目指している。