作・演出:イナト・ヴァイツマン
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【チケット販売期間】2021年9月17日(金)9:00~9月26日19:00
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配信期間 | 2021年9月17日(金)9:00〜9月26日(日)23:59<配信は終了しました> |
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料金 | 1作品視聴チケット:500円 全作品視聴チケット:1,500円 |
演出家、女優で人権活動家でもあるイナト・ヴァイツマンの作・演出、『羅生門|藪の中』(F/T14)でも来日したパレスチナの劇団、アルカサバ・シアターの主宰ジョージ・イブラヒムの主演で、2016年に初演された話題作。
舞台は、イスラエル当局に破壊された家屋を調査するパレスチナ人鑑定士の事務所。俳優たちが入れ替わり立ち替わり、時にはユーモアさえ交えて再現するのは、どれも実際に起こった出来事だ。劇が進行するにつれ、舞台面に広がり、積み重なっていく資料=瓦礫の山。かつて考古学を志した鑑定士の目に映る荒廃に、私たちはどんな暮らしや文化の痕跡、歴史を見出すだろうか。
Photo: Tsukasa Aoki
映像解説:渡辺真帆(通訳・ドラマトゥルク / F/T17『パレスチナ・イヤーゼロ』翻訳、プログラム・コーディネート)
タイトル | 『パレスチナ、イヤーゼロ』上演記録 |
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会場 | あうるすぽっと |
収録日 | 2017年10月27日 |
視聴時間 | 54分 |
上演言語 | アラビア語(一部ヘブライ語) |
字幕 | 日本語・英語字幕つき 英語字幕調整:渡辺真帆 |
上演時プログラムページ | F/T17『パレスチナ、イヤーゼロ』 |
女優、劇作家、演出家、人権活動家
1973年ハイファ生まれ。アメリカやイギリスなどで演技を学んだ後、テルアビブ大学で映像や政治学も専攻。映画、TV、演劇の主演俳優として名を馳せる一方、過去には政治・社会に関わるコラムニストとしても活動した。近年は演出・劇作家として、イスラエルの占領政策を批判するラディカルな作品を制作する。主な作品に『Shame』(15年)、『The 112 House: A Lesson in Political Construction』(17年)、『I, Dareen T.』 (18年), 『Prisoners of the Occupation』 (19年), 『How to make a revolution』 (21年) インド、ノルウェー、フランス、ブリュッセル、イタリア、日本など、世界各地で作品が上演されている。
受賞歴:Dramatists Gild Solidarity Grant(オスロ、ノルウェー / 18年)、NIF Essential art winner(20年)
https://www.einatweizman.com/
俳優、アルカサバ・シアター&シネマテーク創設者、ディレクター
俳優としてのキャリアを積み、エルサレムのヘブライ大学で演劇を学んだ後、劇作家、演出家としても活躍。数多くの作品を執筆し、また、パレスチナ俳優連盟の会長を8年間務めた。カルタゴ国際演劇祭やカイロ国際演劇祭でベスト俳優賞、ベスト演出家賞、ベストパフォーマンス賞を受賞し、本作でもアッコ演劇祭ベストパフォーマー賞を受賞。1998年にはパレスチナ国民演劇賞を受賞した。数々の国際フェスティバルに参加し、アラブ諸国や国際的な国々でツアーを行っている。『アライブ・フロム・パレスチナ‐占領下の物語‐』(04年、11年)、『壁-占領下の物語Ⅱ』(05年)のほか、演出家・坂田ゆかりら日本のアーティストと共同制作した『羅生門|藪の中』(F/T14)でも来日している。