勅使川原三郎
演出家・振付家・美術家・照明家
1981年より独自の創作活動を開始。85年以降、自身のカンパニーKARASと共に世界中で公演を行ない、既存のダンスの枠組みでは捉えられない新しい表現を追求している。呼吸を基礎にした独自のダンスメソッドと、光・音・空気・身体によって空間を質的に変化させ創造するかつてない独創的な作品は、ダンス界にとどまらず、あらゆるアートシーンに衝撃を与え、造形作家、映像作家としての評価も高い。パリ・オペラ座バレエ団への振付作品、フェニーチェ歌劇場のオペラ演出作品等もある。
また、ダンス教育に関しても独自の理念を持ち、KARAS創設以前より常に継続してワークショップを行ない、現在に至るまで国内外で若手ダンサーの育成に力を注ぐ。2006年度からは立教大学現代心理学部映像身体学科の教授に就任し、教育現場における新世代との創造活動にも意欲を注いでいる。
佐東利穂子(KARASメンバー) facebook