シルヴァン・モーリス
演出家
シャイヨー国立演劇学校卒業。アガト・アレクシ、フィリップ・アドリアン、ジャン=ピエール・ヴァンサンなどの演出助手をつとめ、1992年より演出を始める。ドイツ戯曲のレパートリーに愛好を持ち、自らのカンパニーL'Ultime&Coでホルヴァート、カイザー、レンツ、トロレやハルムス等の作品を多く演出している。1999年ジェヌヴィリエ国立演劇センターでセネカ(古代ローマの哲学者・劇作家)の悲劇『テュエステス』を演出し、高い評価を得、巡演された。2001年にアヴィニヨン演劇祭にて『マクベス』(作:シェイクスピア)を発表。2003年よりブザンソン国立演劇センター芸術監督。近年では2007年にE.T.A.ホフマンの『砂男』およびロアルド・ダールの『魔女がいっぱい』をあやつり人形芝居で創造している。2008年当演劇センターにイブセンの『ペール・ギュント』を演出。