11月15日(土)~11月24日(月・祝)
シアターグリーン BOX in BOX THEATER
自由席(整理番号つき) 3,000円(当日+500円)
11/15(土) | 19:30 |
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11/16(日) | 19:30 |
11/17(月) | 19:30 |
11/18(火) | 19:30 |
11/19(水) | 19:30 |
11/20(木) | 休演日 |
11/21(金) | 19:30 |
11/22(土) | 15:00 |
11/23(日) | 15:00 |
11/24(月・祝) | 15:00 |
※受付開始は開演1時間前、開場は30分前。
上演時間 70分(予定)
また、F/TBooksのご購入に限らず、リブロ池袋本店のレシートを東京芸術劇場1FのF/T14イン フォメーションブースにお持ちいただくと、メインビジュアルでラッピングしたオリジナルカ イロをプレゼントいたします。ぜひこちらもご利用ください!
推薦コメント
すべてのひとが持っているからだ、一番身近な自然の営みであるからだについて野口氏の独創的な言葉で描かれています。ページを開くたび心にすっと入り込み、からだやこころ、さらには社会や環境との繋がりについても気付かされます。身体表現をされている方のみならず、すべてのひとにおすすめの一冊です。
ISBN:978-4006030803 / 岩波書店 / 1123円
ISBN:978-4479781868 / 大和書房 / 1512円
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空海に興味を持ち、様々な空海論を読み漁った事がある。特に宗教家としてよりも、人間空海に光をあて、空海の言葉を思想、芸術、風景、身体から紐解く空海論に興味をもった。ある意味それは斜め読みだし、空海の本質とはズレている見方なのかもしれないが、この一冊が空海の思想をより自由に解釈してもよいのでは?というイメージを与えてくれた。冒頭、司馬遼太郎は空海の人生の中で謎とされている20代の動向を探るべく、空海が修行中に金星が口の中に入ってきたという伝説がある高知・室戸御崎の御厨人(みくろど)窟を目指す記述から始める。まるでインディ・ジョーンズの冒険潭のように。司馬遼太郎は空海が体験したであろう道や環境や風土を、現象として身をもって探るべく感覚を研ぎすましてその足跡を辿っていく。 膨大な空海の思想を司馬遼太郎という感性がその全身の感覚を研ぎすまして捕まえようとする非常にスリリングな一冊。空海の、ものやことの本質を完結な言葉で定義し、それを膨大な思想としてカタチづくる見事さ、そしてその思想が必ず、身体や声や音という現象、実存をともなって語られるところに、パフォーミングアートに関わるものとしてとても興味を惹かれる。
空海の風景 上 /司馬遼太郎 ISBN:978-4122020764 / 中央公論新社 / 741円
空海の風景 下 /司馬遼太郎 ISBN:978-4122020771 / 中央公論新社 / 802円
推薦コメント
言わずと知れた20世紀の知の巨人、文化人類学者クロード・レヴィ=ストロース。しかし、彼が学生の頃に舞台美術を手掛けていた事は余り知られていない。文化人類学と舞台美術。一件全く関わりのないジャンルのようだが、舞台美術の視点から彼の著作を読み返してみると違った側面が見えてくる。本来の学問的見地からするとあまり重要でないような本書の冒頭の部分。南米へ向かう船の中、時間を持て余したレヴィ・ ストロースは船上から見える海原に夕陽が沈みゆく情景を、まるで舞台美術家か照明家のような目で、刻一刻と移りゆく光と大気の関係を詩的にかつ科学的に言葉でスケッチしていく。実に10ページ以上を割いて。印象派の画家が戸外の光の現象を色と質感で繊細にキャンバズに表現したように。かつ、科学者がその自然現象を数学的に物理的にひも解くようにである。「野生の思考」の中で、神話的思考と科学的思考の違いをブリコラージュという身体的知覚の在り方から完結にかつ明確に紐解いてみせるその思想の背景に、単に学問としての知のあり方を超え人類がその原初から保持している芸術的思考への畏敬の念と、それ自体を保持してきたことの謎への飽くなき探求心を感じる。何かに迷うと、羅針盤のように手に取ってみたくなる一冊。
悲しき熱帯 1 /レヴィ・ストロース ISBN:978-4121600042 / 中央公論新社 / 1566円
悲しき熱帯 2 /レヴィ・ストロース ISBN:978-4121600073 / 中央公論新社 / 1674円
推薦コメント
元祖ぶらタモリ。中学か高校の時に読んでいるはずなのに、その頃は私の方が身体の感覚から風景を描写する荷風の魅力を理解できなかった。舞台美術の視点で、建物や街やランドスケープを散策しながらスケッチするというワークショップを行うようになって、より永井荷風に惹かれるようになった。江戸の風情を大正、昭和の風景の底に嗅ぎとり丹念に記述していく。細密かつ大胆に。印象派のような言葉による美しい点描画的スケッチ。永井荷風をもう一度読んでみようと思ったのは、青空文庫で『すみだ川』という作品を読んでからだ。自分には、もうだいぶ遠い時代のはずなのに、読んでいると気配やら喧噪やらを感じ身体の知覚を揺さぶられる。父や母や祖母や曾祖父が暮らしていた時代の息吹。流れる川のように連綿とDNAに潜む風土を直観する太く古い感覚が揺さぶられるからだろうか。荷風の生きていた時代。加速度を伴って遠くなっていく江戸の生の感覚と、生まれたときから矛盾と混沌をかかえた東京という都市を歩き回り言語化することで、その距離を埋め繋ごうとする荷風の哀愁ありかつモダンな感性が現代の我々の東京をも射程に引き込む。歩きながら考える。街歩きが好きな人には、必携の書。
ISBN:978-4061976856 / 講談社 / 1058円
©Takaki Sudo
ダンサー
22歳で渡仏しマイムとサーカスを学ぶ。帰国後、京都を拠点に活動するMonochrome Circusのダンサーとして5年間活躍。2007年よりフリーランスとなる。自身の作品を発表するほか、カンパニーデラシネラ、Dance Theatre LUDENS、Ted Stoffer、じゅんじゅんSCIENCE、dumb typeらさまざまなプロジェクトに参加。好奇心と探究心をもってからだに向き合い、その可能性を楽しみ、突き詰める。瞬発力と抜群のボディバランスを生かした動き、ドライかつ動物的な感覚をもつパフォーマンスは、高い評価を得ている。
舞台美術家、二級建築士
国際基督教大学卒。在学中より劇団「青年団」に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリア・ナポリの舞台美術工房にて研修。2006年、地点『るつぼ』にてカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞受賞。近年は青年団、双数姉妹、ポかリン記憶舎、地点、サンプル、山田せつ子、Dance Theatre LUDENSなどの舞台美術を担当。また舞台美術ワークショップを多数実施している。2014年、第21回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。
振付・出演: | 森川弘和 |
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美術・衣裳デザイン: | 杉山 至 |
照明: | 榊 美香(有限会社アイズ) |
音響: | 齋藤 学 |
衣裳制作: | 田島由深 |
振付助手: | 山崎 朋 |
舞台監督: | 鈴木康郎、湯山千景 |
制作: | 高橋マミ |
製作・主催: | フェスティバル/トーキョー |
2014年8月20日
シアターグリーン
豊島区南池袋2-20-4
TEL: 03-3983-0644
JR他「池袋駅」東口より徒歩6分。
東京メトロ有楽町線「東池袋駅」1番出口より徒歩5分。都電荒川線「雑司ケ谷」徒歩7分
先行割引販売:2014年9月20日(土)10:00~27日(土)19:00
8日間限定で、一般前売料金から30%OFF
料金:一般前売 自由席(整理番号つき) 3,000円(当日+500円)
一般前売 | 3000円 |
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先行割引 | 2100円 |
ペア | 2700円 |
5演目セット | 2400円 |
3演目セット | 2550円 |
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提示 | 2000円 |
高校生 ※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示 | 1000円 |
取扱:
F/Tチケットセンター
東京芸術劇場ボックスオフィス、チケットぴあ[Pコード:560-981]、カンフェティ