11/12(土) 19:00~「なにもない空間からの朗読会」 最終夜 『私が思うこと』(出演:勅使川原三郎)

過去3回のF/Tに参加したアーティスト有志によるリレー開催中の「なにもない空間からの朗読会」
ラストを飾るのは、昨年F/T10にて『SKINNERS―揮発するものへ捧げる』を発表し、世界中で大きな反響を呼んだ勅使川原三郎!
会場となる自由学園明日館 講堂にて、勅使川原本人が自ら書き綴った言葉と、その場で思うことを即興的に語ります。
稀代のダンサー・演出家の生の言葉に触れることのできる貴重な一夜をお見逃しなく!

勅使川原三郎『私が思うこと』
日時:11/12(土)19:00開演(18:30開場)上演時間:約60分(予定)
会場:自由学園明日館 講堂(豊島区西池袋2-31-3)
出演:勅使川原三郎
※入場無料、予約不要、自由席、定員200席程度

プロフィール:
勅使川原三郎 舞踊家・演出家
クラシックバレエを学んだ後、1981年より独自の創作活動を開始。1985年以降、自身のカンパニーKARASと共に、国内のみならず欧米他、諸外国の主要なフェスティバルや劇場の招きにより多数の公演を行い、既存のダンスの枠組みではとらえられない新しい表現を追及している。舞台美術、照明デザイン、衣装、音楽構成も自ら手掛け、光・音・空気・身体によって空間を質的に変化させ創造するかつてない独創的な作品は、ダンス界にとどまらず、あらゆるアートシーンに衝撃を与え、造形作家、映像作家としての評価も高い。その他にも、パリ・オペラ座バレエ団をはじめヨーロッパの一流バレエ団や、ヴェニスのフェニーチェ歌劇場他からの依頼を受け、創作、演出する等、世界的先駆者となっている。

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(c)Rihoko Sato


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F/Tチャンネル

■「なにもない空間からの朗読会」について
私たちは何を語ることができるのか?  F/T11を貫くこの問いかけに、過去3回のF/Tに参加したアーティスト有志が応答。「何もない空間から」をコンセプトに、一夜限りの朗読会を、都内各所でリレー開催します。参加するアーティスト10名はそれぞれ、詩、戯曲、小説、あるいは自作のテキストなどを選定。さらに、都市の中に「なにもない空間」を見出し、その場、その時限りの朗読会を作り出します。そこに響く言葉、声、そして身体の力を媒介に、私たちは失われたものに思いをはせ、未来に向けて生み出されるものへと連帯を深めることになるでしょう。朗読会の様子は、そこに集う来場者のみならず、UST中継によって、この言葉と時間を必要とする人たちに広く届けられることを目指します。
2011年秋を静かに紡ぐ、特別な時間と空間に、ぜひお立ち会いください。

 ※ 本企画は、過去3回のF/T参加アーティスト有志の協力により、入場無料で開催しております。
 ご鑑賞いただいた皆様には、東日本大震災の被災地に向けた募金へのご協力をお願い申し上げます。
集まった募金は全額、メセナ協議会が運営する「芸術・文化による復興支援ファンドGBFund」に寄付し、被災者・被災地を応援する芸術文化活動への支援とさせて頂きます。

↓プログラムページはこちら
http://festival-tokyo.jp/program/Nanimonai/