11月18日(火)~11月23日(日)
東京芸術劇場 シアターウエスト
オープニングレクチャーは無料
各回500円(予約優先、当日共通)
11/18(火) | 19:00 オープニングレクチャー |
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11/19(水) | 19:00(A) |
11/20(木) | 19:00(B)★ |
11/21(金) | 19:00(C) |
11/22(土) | 11:00(A) |
11/22(土) | 13:30(D) |
11/22(土) | 16:00(B) |
11/22(土) | 18:00(C)★ |
11/23(日) | 11:00(B) |
11/23(日) | 13:30(A) |
11/23(日) | 16:30(D) |
11/23(日) | 19:00(C) |
★ポストトークあり
11/20(木) カール・ヘーゲマン+花代(アーティスト)+島貫泰介(美術ライター&編集者)
11/22(土) カール・ヘーゲマン+鴻英良(演劇批評家)
※受付開始は開演1時間前、開場は30分前。
いずれも日本語字幕付上映
1949年パダボーン生まれ。フランクフルト大学にて哲学・文学・社会学を専攻し、79年に「アイデンティティと自己破壊」をテーマとした研究論文で哲学博士号を取得。80年にフランク・ヴォルフとともにクラシック音楽と軽音楽を大胆な発想と遊び心を持って融合させるフランクフルト・クアオーケストラを創設。84年から85年まで放送局ZDFにおいて勤務。 1980年よりドイツ国内の劇場(テュービンゲン室内劇場、ヴィースバーデン市立劇場、フライブルク市立劇場など)でドラマトゥルクを勤めた後、1992年よりベルリン・フォルクスビューネのドラマトゥルクに就任。以降、フランク・カストルフ、アイナー・シュレーフ、ルネ・ポレシュ、クリストフ・シュリンゲンジーフやニコラス・シュテーマンなど名だたる演出家たちと仕事を共にし、ドイツ語圏の演劇シーンを牽引し続けている。現在、ハンブルク・タリア劇場ドラマトゥルク(2011年より)。 2006年から2014年にかけてはライプツィヒ音楽演劇大学ドラマトゥルギー科教授を務め、多くの若手ドラマトゥルクたちを輩出した。へーゲマンはヨーロッパでの最も著名で革新的なドラマトゥルクの一人とされている。
photo: Aino Laberenz, © Filmgalerie 451
シュリンゲンジーフの最後の大胆なビジョン:アフリカでのオペラ村。長年、アフリカに魅了されていた彼は「アフリカから学ぶ」をモットーに、「オペラ」の新しい定義を目指していた。シュリンゲンジーフが考えていた「オペラ」は人々が集う「社会的共鳴体」で、学校、病院、劇場、映画館など様々な機能を含む「村」であった。
このドキュメンタリーはブリキナファソの首都ワガドゥグーから30キロ離れたところに建設中のアフリカオペラ村のオープンに向けてのプロセス、2009 年~11年の場所探しから学校のオープンまで追う。闘病中にも関らず、このプロジェクトの実現に向けて様々な障害を越えていくシュリンゲンジー フの姿が印象に残る。
©Ahoi Media
1997年10月、ハンブルク、シャウシュピールハウスの依頼によって行われたシュリンゲンジーフが仕込んだ「宣教所」ハプニング『Passion Impossible – 7 Tage Notruf für Deutschland(パッション・インポシブル―ドイツのための、7日間の緊急コール)』のドキュメンタリー。一週間にわたって元警察庁の空間に「宣教所」を設置。そこでホームレス、ジャンキー、救世軍員、俳優やアート関係者が大勢集まり、議論をしたり演奏したり、炊き出しのご飯を食べたりした。誰にでも開いており、誰もが声をあげられる、短い期間ではあったがこの場所が市長や様々な有名人を巻き込むハンブルク市である種のムーブメントを起こした。
©Ahoi Media
シュリンゲンジーフが1998年のドイツの総選挙に向けて設立した政党「チャンス2000」の選挙運動を追うドキュメンタリー。「自分に投票しろ」というスローガンで、俳優、失業者や知的障害者 などがこの党の国会議員候補となり、シュリンゲンジーフと共にドイツ全国で街頭演説や広報を行う。党の設立総会からテレビCMの製作まで、選挙運動のルールを調査するこの政党の活動は、本気で国会での議席獲得を目指しているの か、政治界の風刺なのか、真意が不明なまま活動が広がり、ドイツ語圏のメディアに大きく注目された。
“Ausländer raus” by Paul Poet, ©Filmgalerie 451
ウィーン歌劇場の真っ正面に設置されたコンテナハウス。屋根に巨大なバナーが付いている:「外国人よ、出ていけ!」。コンテナの中には12人の亡命希望者が滞在。通りすがりの人々が、コンテナの奥が見える小窓から彼らの生活を監視する。
2000年のウィーン芸術週間の一環として実現された一週間続くこのインスタレーションで、「観客」は毎日、外国人を一人選ぶ。選ばれた人はその直後に国外追放される。最後まで残る亡命希望者一人だけがトップ賞をもらうことができる。それは、オーストリアへの滞在許可だ。日増しにシュリンゲンジーフのコンテナ前に集まる人々の数は増加し、日々、殴り合いまでの激しい論争が繰り広げられた。多数のメディアや市民を巻き込んだ本作は、「演劇」の概念を拡張するものとして永遠に記憶されるだろう。
技術監督: | 寅川英司 |
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技術監督アシスタント: | 加藤由紀子 |
舞台監督: | 壺阪英理佳 |
照明コーディネート: | 佐々木真喜子(株式会社ファクター) |
音響コーディネート: | 相川 晶(有限会社サウンドウィーズ) |
企画・コーディネート: | ウルリケ・クラウトハイム |
日本語翻訳: | 『時のひび割れ』 横堀応彦 『友よ!友よ!友よ!』 小畑和奏 『失敗をチャンスに』 戸田史子 『外国人よ、出ていけ!』古後奈緒子 |
字幕編集: | 仲本拡史 |
プライベート・インタビュー 『クリストフと私』 | |
インタビュー・映像編集: | 原サチコ |
制作: | 横堀応彦、守山真利恵 |
特別協力: | 東京ドイツ文化センター |
主催: | フェスティバル/トーキョー |
東京芸術劇場 シアターウエスト
東京都豊島区西池袋1丁目8番1号
TEL. 03-5391-2111(代)
JR、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線「池袋駅」。
西口より徒歩2分(「池袋駅」2b出口と直結)