会場 | 東京芸術劇場、にしすがも創造舎、国立オリンピック記念青少年総合センターほか |
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応募資格 | ・学生であること(大学生、大学院生、専門学生) ・3泊4日の合宿プログラムに参加できること ・終了後1ヶ月以内に1000字程度の振り返りレポートを提出できる方※レポートは冊子にまとめる予定 |
参加費 | 15,000円(税込)※参加費に含まれるもの:チケット代金、宿泊費、交流会費※会場間の移動等の交通費(2,500円程度)、期間中の食費(交流会費を除く)は自己負担です。 |
募集人数 | 約30名※定員を上回る場合は、書類選考にて決定 |
受付期間 | 2016年8月1日(月)~9月12日(月)23:59
※選考結果は、参加の可否に関わらず、9月 15 日(木)までに、E-MAILもしくは電話にてご連絡致します。
応募受付は終了いたしました。 たくさんのご応募ありがとうございました。 |
宿泊場所 | 国立オリンピック記念青少年総合センター宿泊棟※宿泊は男女別のユニット型の宿泊室をご用意しております。お部屋は一人一部屋ですが、シャワー室・トイレ・洗面所はユニット毎での共同利用となります。 |
文化政策や芸術・演劇を学ぶ学生が共に学び、交流する4日間の合宿ワークショップ「F/Tキャンパス」を開催します。合宿ワークショップを通して、普段の学びや興味関心について考え、仲間とともに未来を切り開いていく試みです。ぜひご参加ください!
①世界最先端の舞台芸術を観る機会
F/Tキャンパスでは、期間中に合計3公演(予定)を鑑賞します。全てのチケット代金は参加費に含まれています。
【鑑賞予定作品】
『Woodcutters ― 伐採 ―』(翻案・美術・照明・演出:クリスチャン・ルパ)
イデビアン・クルー『シカク』2バージョン(振付・演出:井手茂太)
※その他、マレビトの会『福島を上演する』のクリエーションに立ちあう機会も予定しています。
②アーティストとの「スペシャルトーク」を開催
通常公演後に行われるアフタートークとは別に、キャンパス参加者向けのトークを開催。鑑賞した作品について、アーティストとじっくり対話する場を設けます。
③大学の学びと異なる分野にチャレンジする「選択ゼミ」を開講
講師に柴幸男(実技)、萩原健(理論・評論)、稲村太郎(文化政策)を迎え、大学での専攻とは異なる分野にチャレンジする「選択ゼミ」を開講。あらたな視点を持つ機会となります。
④全国から集まった他大学の学生との交流
文化政策や芸術・演劇を学ぶ学生が日本全国からF/Tキャンパスに集い、同世代の仲間と4日間、濃密な時間を過ごします。
F/Tキャンパス(昨年度パイロット事業)参加実績 大阪大学大学院文学研究科、京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科、静岡文化芸術大学文化政策学部、東京藝術大学音楽環境創造科、日本大学芸術学部演劇学科、立教大学現代心理学部映像身体学科・大学院現代心理学研究科、早稲田大学文学部・政治経済学部・大学院文学研究科
スケジュール
主なプログラム内容 (8月23日時点)
※スケジュール・内容は変更になる可能性がございます。
10月21日(金)
<13:30に国立オリンピック記念青少年総合センター集合>
1.オリエンテーション
2.レクチャー<F/Tについて>
3.F/Tディレクター市村作知雄を交えた交流会
4.『シカク』(A:女性Ver)(振付・演出:井手茂太)鑑賞
10月22日(土)
1.クリスチャン・ルパ パブリックトーク
2.選択ゼミ<1日目>
3.『Woodcutters ― 伐採 ―』(演出:クリスチャン・ルパ) 観劇
10月23日(日)
1.スペシャルトーク(クリスチャン・ルパ×参加者)
2.『シカク』(B:男性Ver)(振付・演出:井手茂太)鑑賞
3.スペシャルトーク(井手茂太×参加者)
4.選択ゼミ<2日目>
10月24日(月)
1.選択ゼミ<3日目>
2.『福島を上演する』(演出:松田正隆)稽古モニタリング
3.合同ゼミ<選択ゼミで行った内容のシェアと振り返り>
4.ふりかえり
<希望者のみ17:00に国立オリンピック記念青少年総合センターで解散>
5.スペシャルトーク(ファイルズ・スレイマン×イセ(ロスリシャム・イスマイル)×参加者)
<21:00に国立オリンピック記念青少年総合センターで解散>
選択ゼミ内容・講師プロフィール
【実技ゼミ】「F/Tキャンパスで他者と演劇をつくってみる」
F/Tで上演される作品は、どのような過程を経て作られているのでしょうか? 場所や形態を問わず、創作活動を行ってこられた劇作家・演出家の柴幸男さんによるゼミ。自分自身をよく観察して、メンバー(=他者)とともに小さな演劇作品を作るなかで、演劇創作の根本を体験することができます。「これまで演劇は観る側だったけれど、ぜひ一度作ってみたい!」という方におすすめです。(俳優である必要は全くありません。どなたでもご参加いただけます。)講師:柴 幸男 Yukio Shiba
劇作家、演出家、ままごと主宰
青年団 演出部所属。急な坂スタジオ レジデント・アーティスト。多摩美術大学専任講師、四国学院大学非常勤講師。東京の劇場から北九州の船上まで、新劇から学芸会まで、場所や形態を問わない演劇活動を行う。2010年『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。2015年に再々演された同作は東京・小豆島で約9000名を動員。近年は小豆島や横浜に長期滞在し地域に根ざした演劇を継続的に上演。2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始、過去の戯曲を無料公開している。
【理論・評論ゼミ】「F/T キャンパスで観る作品を歴史的・理論的にとらえてみる」
F/T キャンパスで鑑賞する作品は、歴史や理論をふまえると、どのようにとらえることができるのでしょうか? 日本とドイツの演劇を専門とし、これまでの F/Tでも作品をつくる現場にたずさわってこられた萩原健さんによるゼミ。映像資料などをまじえながら作品について議論します「舞台芸術は好きだけど、その背景を知ることでもっと楽しめるようになりたい!」という方におすすめです。(とくに前提となる知識は必要ありませんが、事前に配布される資料を読んできていただきます。)
講師:萩原 健 Ken Hagiwara
明治大学国際日本学部教授
1972年東京都生まれ。研究テーマは20世紀以降のパフォーミング・アーツ、その歴史と異文化間交流(主に日本とドイツ)。共訳にフィッシャー‐リヒテ『パフォーマンスの美学』、共著に『村山知義 劇的尖端』ほか。これまでフェスティバル/トーキョーが招聘したリミニ・プロトコルの作品群を中心に、戯曲翻訳、通訳、字幕翻訳・制作・操作も多く手がける(萩原ヴァレントヴィッツ健。『資本論 第一巻』(F/T09春)には出演)。
【文化政策ゼミ】演劇を取り巻く環境をマネジメントの立場から考えてみる
今年で9回目を迎える F/T は、社会にどのようなインパクトを与えてきたのでしょうか? そもそもプロジェクトやプログラムの評価とはどのように行われるのでしょうか? 文化政策に関する調査研究を数多く手がける稲村太郎さんによる、フェスティバルのもたらす成果や効果について考えるゼミです。「普段何気なく接している文化芸術について広い視野で考えてみたい!」という方におすすめです。講師:稲村太郎 Taro Inamura
(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室
1976年生まれ。大学卒業後、民間の複合文化施設で現代美術の展覧会の企画・制作を担当。現在、株式会社ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室の研究員、公益財団法人セゾン文化財団のプログラム・オフィサーを務める。文化政策では、事業評価やアーティストのモビリティに関するリサーチを行っている。
ムービー
F/Tキャンパス2016 記録映像(90秒バージョン) |
F/Tキャンパス2016記録映像(3分バージョン) |
F/Tキャンパス2015 |
フォトギャラリー
スタッフ
記録写真・映像 | 加藤和也(FAIFAI) |
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企画・制作 | 横堀応彦、横井貴子 |
インターン | 雨宮彩乃、篠原 光、西島彩貴 |
共催 | 国際交流基金アジアセンター(10月24日スペシャルトークのみ) |
主催 | フェスティバル/トーキョー |