まちなかパフォーマンスシリーズ
F/Tによるあらたな試みが2016年の池袋東口から始まる――ジャンルの異なる4つの演目を劇場外の空間で上演

『ふくちゃんねる』
作・演出・出演: 福田 毅
10/27 (木) ─ 10/30 (日)
会場南池袋公園内 Racines FARM to PARK
日程10/27(木) 16:00 / 20:00
10/28(金) 16:00 / 20:00
10/29(土) 11:30 / 15:30
10/30(日) 11:30 / 15:30
受付開始・開場は開演の1時間前
上演時間60分 (予定)
言語日本語上演
一般前売自由席 ¥2,000 (当日+500円)
先行割引¥1,400
5演目セット¥1,600
3演目セット¥1,700
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提¥1,300
高校生以下
※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示
¥1,000
※カフェでの上演につき、全ての公演に軽食・ドリンクが付きます

Channel Fuku0
spac Pamphlet当日パンフレット(PDF)


通信販売を演劇に? 「いま、ここ」だけの特別なご紹介

 中野成樹+フランケンズでも活躍する俳優・福田毅による新作ソロ・パフォーマンス。さまざまな題材を独自のユーモアを交え作品化する彼が、今回目をつけたのは「通信販売」。テレビ通販の形式をなぞりつつ、そのとき、その場にある物、そこに集う人々をも活用した架空の商品紹介を展開する。目の前に示される具体的なモノに、偽物のセールストーク、本物の顧客? 現実とフィクションが交差し、心地のよい混乱を生み出す。

フォトギャラリー

コメント

舞台作品が、非日常でありながら現実をいかに映すか、その接続をするのが俳優だと思っていて、福田毅こと“ふくちゃん”はまさに非日常への案内人。そこに立っているだけで、この人今とんでもないところに立ってるんじゃないかという想像、いや、ふくちゃんは多分本当に立っている。人造人間のように全く心が見えないと思えば、どん底の哀しみを感じる時もある。人に非ず、人の憂いを表す「俳優」を是非堪能してください。

多田 淳之介

福田は天然です。これは褒め言葉ではありません。例えば鯛や鰤なんかは、時に養殖の方が高価だったりします。天然に比べ味に当たり外れがありませんし、供給が完全ストップすることもない。養殖最強。しかし人はとかく天然に惹かれます。僕も福田によく嫉妬します。だって奴らは食べられることを前提に生きていません。消費されることを目的としていない。当たり前っちゃ当たり前。でもそれがどれだけ尊いか。皆様、是非に福田を眺めてやってください。

中野 成樹

アーティスト

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福田 毅(ふくだ たけし)

俳優 中野成樹+フランケンズ所属

2003年のカンパニー旗揚げ当初からほぼ全作品に出演。また、ソ・ヒョンソク「From the Sea」(F/T14)など、客演も多数。‘09年よりソロ・パフォーマンスを開始。虚実ないまぜの独特の語り口で観客を魅了する。‘15年にはTwitterに書き溜めた寓話を構成した新作「鷹」、カモ・カフェ(にしすがも創造舎)仕様にアレンジした「かも」を発表。

キャスト/スタッフ

作・演出・出演福田 毅
宣伝美術植田 正
記録写真松本和幸
記録映像冨田了平
制作加藤弓奈(急な坂スタジオ)、松宮俊文(フェスティバル/トーキョー)
インターン島田茉依、松村珠美、吉原啓介
フロント運営東 彩織
特別協力Racines FARM to PARK
制作協力急な坂スタジオ
主催フェスティバル/トーキョー

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