11月13日(木)~11月16日(日)
東京芸術劇場 シアターウエスト
自由席(整理番号つき) 2,500円(当日+500円)
11/13(木) | 17:00★ |
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11/14(金) | 19:00 |
11/15(土) | 16:00 |
11/16(日) | 17:00 |
★イム・ジエ+乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)による、ポスト・パフォーマンストークあり
※受付開始は開演1時間前、開場は30分前。
上演時間 100分予定(途中休憩あり)
Reprise – 10 YEARS IN 1 MINUTE
Reprise is an act of remembering dance from historical and classical formats. The performance attempts to reflect the past to connect ourselves into the future by creating our own tradition in the present time. During the play our imagination is encouraged by quoting and referencing from a wide range of movement languages, gestures, representations and the production of cultural images in dance. Reprise investigates our fragmental memories as an archival storage that we have learnt and experienced deeply or superficially. The magnitude/scope of this memory is ranging from our physical experience by education to its imaginary acquisition by clichés and the social media. The performance does not intend to dig deep into the details of each dance. It rather focuses on the tension between our current body and the old form of dances that have already been established ages ago. What gaps occur? How do we make a space that the third thing could appear? These questions are leading us to a contemporary tradition.
『1分の中の10年』三部作(構成・振付:イム・ジエ)の共同製作であるK3 タンツプラン・ハンブルグ。そのアーティスティック・ディレクターを務めるケルスティン・エーヴェルト氏を迎えトークを開催する。
コンテンポラリーダンスの強化に力を入れ、全世界からレジデンス・アーティストを公募しているK3 タンツプラン・ハンブルグ。質の向上や、ダンス創作者の可能性を広げることに重点を置いている、コレオグラフィックセンターである。今回のトークでは、センターの活動内容に加え、ドイツにおけるコンテンポラリーダンスの現状について紹介する。観客だけでなく、国際的な活躍を志すアーティストにとっても貴重な機会となるだろう。
日時:2014年11月14日(金) 17:00~
入場:無料(予約優先)
photo credit: Thies Rätzke
ケルスティン・エーヴェルト(K3 タンツプラン・ハンブルグ アーティスティック・ディレクター)
ドイツ・ギーセンで演劇を学び、コンテンポラリーダンスとテクノロジーをテーマに博士論文を執筆。1997年から2000年にかけてベルリン自由大学大学院に博士号取得候補者として在籍し、Stadt Raum Inszenierungを立ち上げる。2002年から2006年まで、カンプナーゲルにてドラマトゥルクとして活動。2006年にハンブルグにコレオグラフィックセンターであるK3を設立し、アーティスティック・ディレクターとして現在に至る。また、ベルリン、ギーセン、ハンブルグなどの大学で講師を務めるかたわら、ダンスフェスティバルの審査員や顧問としても活躍している。
『1分の中の10年』三部作(構成・振付:イム・ジエ)の共同製作であるLIG文化財団。その劇場であるLIGアートホール/釜山でプロデューサーを務めるペ・ジェイ氏を迎えトークを開催する。 アートと社会を繋ぐプラットホームとして、アーティストの創作や公演活動支援を目的に活動しているLIG文化財団。劇場であるLIGアートホールを生かし、自主的なプログラミングによる運営を行っている。そのLIGアートホール/釜山で公演製作を担当する氏が、劇場の運営についてやレジデンス・アーティストを紹介。『1分の中の10年』三部作の共同製作の様子についても語る。
日時:2014年11月15日(土) 18:00~
入場:無料(予約優先)
photo credit: Thies Rätzke
ペ・ジェイ(LIGアートホール/釜山 プロデューサー)
2008年より独立プロデューサーとして様々な舞台芸術作品に携わる。2011年よりLIG文化財団に在籍。現在はLIGアートホール/釜山でプロデューサーとして勤務している。
パネリスト: | キム・ソヨン、パン・ヘジン、イ・スンヒョウ |
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司会: | 植松侑子(フェスティバル/トーキョー) |
日時: | 11月16日(日) 19:00-21:00 |
会場: | 東京芸術劇場アトリエイースト(まなびのアトリエ) |
入場無料/要予約/定員50名(先着順、定員に達し次第終了)
多元芸術とは、英語ではInterdisciplinary Art(=多分野にまたがる芸術)、もしくはMultidisciplinary Art(=多くの領域にわたる芸術)と訳され、演劇、ダンス、映画、美術、文学、音楽、コミュニティーアートまで含む様々な芸術分野が混在したハイブリッドなジャンルのことを指す。この言葉が韓国で使われ始めたのは2000年代前半からで、もともとは舞台芸術において既存のジャンルで括れない作品を指すための文化行政用語として生まれたものである。既存のカテゴリー以外はすべて多元芸術に含むことができるため、その定義づけは困難とされているが、最終的な成果物としての作品形態を既存の枠に収める必要がなく、自由な発想・表現で物事を解釈・創造することが可能であるため、現在注目すべきアーティスト/作品がこのジャンルから次々と誕生している。社会的なテーマを扱う作家が多いことも特徴のひとつに挙げられるだろう。本シンポジウムでは、評論家・翻訳者でありながら自身も多元芸術プロジェクトを企画するパン・ヘジン、多元芸術に関する政策を研究するキム・ソヨン、国際多元芸術フェスティバルのディレクターのイ・スンヒョウを招き、韓国で多元芸術が生まれた背景を紐解きながら、韓国の同時代舞台芸術界に与えた影響、そしてこの流れはどこへ向かうのか、韓国の多元芸術の最先端を追う。
評論家、企画・制作者、翻訳家
舞台芸術と映画、現代アートなど様々な分野を横断しながら評論活動をしており、韓国の評論紙「客席」とソウル国際舞台芸術フェスティバル(SPAF)で評論賞を受賞した。最近は作品制作や企画にも携わり、国立現代舞踊団のプロジェクト「ダンスが語る:Cross Cut」のドラマトゥルク、「迂回空間」の演出、「¡No Dance!: Between Body and Media」展の企画を担当した。現在多元芸術プロジェクト「認識障害劇場Hypermetamorphosis Theatre」を準備している。「カール・テオドア・ドライヤー」、「ロベルト・ロッセリーニ」など著書・翻訳書多数。
批評家、雑誌「演劇評論」編集委員
韓国芸術総合大学演劇院卒業。批評家として活動しながら「カルチャーニュース」、「Weekly@アートマネージメント」の編集長を務めた。現在は演劇雑誌「演劇評論」の編集委員を務めている。アーツ・カウンシル・コリアが多元芸術の枠組みを作った2005年から09年まで多元芸術委員会の委員を務めるなど、多元芸術に関する政策を研究している。
フェスティバル・ボム ディレクター
1984年ソウル生まれ。2009年から東京に滞在しながら『フェスティバル/トーキョー』や「十六夜吉田町スタジオ」のアジア関連事業に関わる。韓国の多元(ダウォン)芸術とアートフェスティバルをテーマとする研究者としても活動中。2013年7月に『フェスティバル・ボム』の第2代目ディレクターに就任し、韓国と日本を拠点に活動している。
©Jirack Lee
振付家、ダンサー
韓国伝統舞踊を学び、現在は伝統舞踊の概念とコンテンポラリーの感性を持ち合わせた作品を創作している。2013年、ドイツ・ベルリンの芸術大学にてSolo/Dance/Authorship(SODA)の修士課程を終了。2013-14年にK3 タンツプラン・ハンブルグのレジデンス・アーティストに選出されている。2011年初演のソロ作品『Raw Material』は、韓国、ドイツ、ブルガリア、ベルギーで上演。2013年にはインパルスタンツ(ウィーン)の「8:Tension」に参加した。また、同年に『New Monster』でHanPACライジングスター(韓国)に選出され、タンツターゲ・ベルリンにも招待されている。2012年に、ファン・スヒョンとともに結成したCo-Lab プロジェクト・グループ『Co-Lab:ソウル―ベルリン』でF/T公募プログラムに参加。
『1分の中の10年』三部作 | |
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構成・振付: | イム・ジエ |
共同製作: | K3 | タンツプラン・ハンブルグ、LIG文化財団 |
企画: | フェスティバル・ボム |
『1分の中の10年』東京公演 | |
出演: | イム・ジエ、捩子ぴじん、セルジウ・マティス |
音楽: | キヤン・バヤニ |
舞台監督: | パク・キナム |
照明デザイン: | カン・シンギュ(LIG文化財団) |
ドラマトゥルク: | マティアス・クアベ(K3 タンツプラン・ハンブルグ) |
制作: | InBetween |
東京公演スタッフ | |
技術監督: | 寅川英司 |
技術監督アシスタント: | 加藤由紀子 |
舞台監督: | 渡部景介 |
演出部: | 大久保遼 |
照明コーディネート: | 佐々木真喜子(株式会社ファクター) |
音響コーディネート: | 相川 晶(有限会社サウンドウィーズ) |
通訳: | 石井園子 |
制作: | 喜友名織江、砂川史織 |
協力: | 公益財団法人セゾン文化財団、東京ドイツ文化センター |
共催: | 国際交流基金(国際交流基金 東アジア共同制作シリーズ vol.2)
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後援: | 駐日韓国大使館 韓国文化院 |
稽古場協力: | LIG文化財団 |
主催・製作: | フェスティバル/トーキョー |
東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1-8-1
TEL. 03-5391-2111(代)
JR、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線「池袋駅」。
西口より徒歩2分(「池袋駅」2b出口と直結)
先行割引販売:2014年9月20日(土)10:00~27日(土)19:00
8日間限定で、一般前売料金から30%OFF
料金:一般前売 自由席(整理番号) 2,500円(当日+500円)
一般前売 | 2500円 |
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先行割引 | 1750円 |
ペア | 2250円 |
5演目セット | 2000円 |
3演目セット | 2125円 |
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提示 | 1600円 |
高校生 ※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示 | 1000円 |
取扱:
F/Tチケットセンター
東京芸術劇場ボックスオフィス、チケットぴあ[Pコード:560-986]、カンフェティ