応募要項

社会と表現を巡る「対話と共有の場」を目指すフェスティバル/トーキョーでは、各上演作品の創造・発表のみならず、それらを鑑賞する観客側の批評活動の展開もフェスティバルの一環と捉えています。そのため、一般の方々から広く劇評を公募し、ウェブという即効性あるメディア上で発表して頂くことで、フェスティバル上演作品を中心とした批評の場を提供します。さらに次代を担う劇評家・批評家の発掘・育成を目的として、応募いただいた劇評の中から優秀作品を選定し、プロの書き手への第一歩を応援します。執筆をご希望の方は、以下の要領に従ってご応募ください。
We encourage the spectators to write a stage review of one of the F/T performances they have seen. The reviews should be from 3000 to 5000 letters, signed and posted of the F/T website. The jury is composed of professor Tadashi Uchino of Tokyo University, theatre critic Hidenaga Otori, and Hiroyuki Takahashi, editor representative of the magazine Theatre Arts. At the end of the festival three winners who will all receive free passes to F/T 10, are announced! English contributions are also welcome!
Read the contributions here!

【応募条件】
・該当演目作品を実際に観劇できる方
・該当演目の観劇後、下記の締切日までに3000字以上5000字以内の劇評を提出できる方
・実名およびプロフィール(200字―300字)つきで投稿できる方

【応募書類 / 宛先】
下記の締切日までに、以下の情報を添えてメールにて原稿をご提出ください。
(宛先:フェスティバル/トーキョー 劇評コンペ係 gekihyo@anj.or.jp)
・ご氏名(ふりがな)
・日中連絡のとれる電話番号
・劇評の対象となる演目名および観劇日時
・執筆者のプロフィール(200字〜300字程度)
・劇評のタイトル
・劇評(テキストデータで3000字以上5000字以内、文脈段落毎に一行スペースを入れる事)

【F/T評】
F/T10のプログラム全体に対する、「劇評」ならぬ「フェスティバル評」も募集します。
「演劇を脱ぐ」というコンセプトに対し複数演目を観劇した上でそれらを横断的に論じたい方、
ご応募をお待ちしております。
※論考の前提となる、F/T10で観劇した演目(主催・公募・F/Tテアトロテーク)を本文中に明記して下さい。
 その他のルールは演目ごとの劇評コンペと同様です

【注意事項】
・原稿は、締切後3日以内にF/Tサイトの「F/T劇評コンペ」ページ上にテキスト形式で掲載されます。
・固有名詞の誤記、事実との相違などは、事務局側から修正をお願いする場合があります。
・明らかに誹謗中傷と読み取れる内容に関しては、事務局の判断により掲載をお断りいたしますのでご了承ください。
・原稿の著作権は執筆者本人に帰属します。
・一人の投稿者につき3 演目までご応募いただけます。

【審査および優秀賞の発表】
 ・下記の審査委員による審査会を経て、優秀作品を選出(3作品程度)、F/T閉幕後12月14日(火)に審査結果発表および講評会を実施いたします。
・優秀賞受賞作に対しては、審査委員より選評が寄せられ、同サイト上に公開されます。
<審査委員>
 内野儀(演劇評論家 / 東京大学教授)
 鴻英良(演劇評論家)
 福嶋亮大(批評家)
<副賞>
・次回フェスティバル/ トーキョー11(2011年9月~11月実施)全演目ご招待。
・審査委員3名が編集委員を務める文芸誌・学会誌等への掲載を検討。
・F/Tドキュメントに氏名および劇評の一部抜粋を掲載。

【対象演目および原稿提出締切】
・F/T主催演目およびF/T公募プログラムの各演目が対象となります。

提出締切日対象演目
11月12日(金) 『こうしておまえは消え去る』
11月18日(木)『迷子になるわ』
『あかりのともるかがみのくず』
11月23日(火・祝)『パブリック・ドメイン』
『ありきたりな生活』
『悪魔のしるしのグレートハンティング』
『イキ、テ、タイ』
アンドロイド演劇『さようなら』
12月3日(金)『巨大なるブッツバッハ村―ある永続のコロニー』
『―ところでアルトーさん、』
『ヴァーサス』
『日本国憲法』『自殺対策基本法』
『事件母(JIKEN-BO)』
『古いクーラー』
12月10日(金)『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』
『DRAMATHOLOGY / ドラマソロジー』
『メモリー』
『SKINNERS―揮発するものへ捧げる』
『ハロースクール、バイバイ』
『飛び地』
『わたしのすがた』
『完全避難マニュアル東京版』
『カフェ・ロッテンマイヤー』
『F/T評』