完全避難マニュアル 東京版アーカイブ

(執筆者が関係者のため、審査対象外、掲載のみとさせていただいております)

 マニュアルないし手引書(てびきしょ)とは、ある条件に対応する方法を知らない者(初心者)に対してその対応方法を示し、教えるための文書である。人間の行動や方法論を解説したものとしては、社会や組織といった集団における規則(ルールなど)を文章などで示したもので、一般に箇条書きなどの形でまとめられ、状況に応じてどのようにすべきかを示してある。また取扱説明書(とりあつかいせつめいしょ)は、機械装置や道具といった工業製品などの使用方法を説明した印刷物などである。図と文章などを使って、解り易く解説してあるのが一般的である。(wikipediaより)

 『完全避難マニュアル 東京版』では山手線の各駅を起点に、「避難所」として設置された場所あるいは人物を訪ねる。参加者は専用のウェブサイトにアクセスし、いくつかの質問に答えると「あなたの避難所」としてひとつの避難所のページに案内される。そこには風変わりな地図が示されており、それを頼りに実際に街を歩く。ウェブサイトからの情報によると、避難所の中には、一部の避難所で手に入れることができるパスを集めなければ立ち入ることができないものがある。そしてある避難所は別の避難所に何らかの形で関連しており、そのつながりを「トンネル」と呼ぶ。これら謎に満ちたルールにより、参加者はゲームの主人公になったような気分で、東京の街を見つめた。