All posts by ft16


フェスティバル/トーキョー16
プログラム・コンセプト

ディレクターよりメッセージ 市村 作知雄

境界を越えて、新しい人へ

F/T14から「境界」をテーマに掲げてきた。F/T14は「境界線上で遊ぶ」、F/T15は「融解する境界」そして今回は「境界を越えて、新しい人へ」で、これで境界シリーズは最後となる。
もちろん、「新しい人へ」が最大のテーマだし、希望でもある。

1989年秋ベルリンの壁が崩壊し、冷戦の構造は終わりを遂げ、核戦争の脅威は薄まり、世界の主要な対立構造は消え、新しい世界が希望をもって生まれる、と思われてから、27年の歳月が過ぎようとしている。しかし誰が《今の》このような世界の壊れ方を想像できただろうか。病理のもとは、先進国自身にあり、その最大の問題が、先進国の若者たちに集約されている、と思う。というのも、もはや先進国の若者全体に社会的地位、十分にやりがいのある仕事を供給するだけの社会的ボリュームは存在しない。先進国にとって、今必要とされる物資を生産・流通させるのに必要な労働力と実際の労働力との均衡が破れてしまっているので、だから、社会に自分の居場所はもう存在しないと、実感する若者が大量に存在してしまうのは必然である。また、それは個々の若者自身で解決できない問題であり、その中のわずか0.1%にも満たない若者が、社会を道連れに自死してしまいたいという道筋を選んだとしても、社会の景色を根底から変えてしまうには十分だろう。そのような景色を作り出してしまった古い体制を終わらせてくれる可能性を「新しい人」に期待している。

世代という考え方を無自覚に受け入れるには大きな抵抗があるとしても、現実にはある境界層を境に大きな価値観の差があると感じられる。それは、共通の体験と非体験から生まれる必然的な違いだと思われるが、今回は、この「新しい人」と名付けた世代を定義してみたいと思った。その定義は、三つの共通の体験・非体験と、それに付随するいくつかの特徴によって構成される。

一つ目は、自分の両親、あるいはもしかしたら祖父母であろうとも、もはや第二次世界大戦を体験していない世代である。そのような世代にとって戦争はほとんど見えなくなっていると同時に、戦後にも残っていたアジアへの差別意識、あるいは優越感もほとんど消えている。二つ目は、ベルリンの壁が崩壊し、社会主義圏が消滅したときに、まだ生まれていないか、もの心がついていない世代。それまで、世界を対立構造の中で見ることに慣れていた古い世代に対して、新しい人にとって世界はそのような対立の中にはない。三つ目は、その新しい世代の人にとって、インターネットを中心とする情報テクノロジーがもうもの心ついた時にはすでに身近に存在し、自分の身体の一部のように扱うことに慣れている。世界からの情報の取り方が、テレビのニュースや新聞・雑誌から取る古い世代とは明らかにちがってきている。そのような特徴を持つ新しい人に、世界はどのように見えているのか。対立構造で世界が見えないのであれば、どのように見ることができるのか。それが大きな課題である。私が見ている世界と、その新しい人が見ている世界の違いとは何か、F/T14からの「アジアシリーズ」をやろうとした第一の目的はそれである。というのも、これらの事柄はアジアのほとんどの国、地域の若い世代に共通して当てはまることで、このように定義される世代間国際交流が、いつか世界に大きな影響をあたえるだけのパワーを持つならば、交流の質を変えていくだろう。私では、想像のできなかった交流が生まれるはずだ。

つまり、そのような新しい人は、急速に人口の大きな部分を占めてきてはいるが、まだ社会的なパワー(権力)からも遠く、重要なポストも得てはいない。したがって、まだ見えにくい世代、しっかりと見ようと思わなければ見えない世代である。とはいえ、今後20年の間に確実にそのような世代が地位を得ていくのである。今からそれを想定することはとても大切なことである。

F/T16でのアジアシリーズではマレーシアを特集する。その計画中に世界で大きな出来事がおきた。言うまでもなく「難民」に関してである。この問題を無視しては、国際的なフェスティバルを組むことができない。それが多様性の失敗、多民族国家の失敗を意味するのか、EUという共同体の失敗を意味するのかは、もう少し未来での結論になるのだろうが、そう簡単に失敗してくれては困る。日本はほとんど難民を受け入れていないが、難民を多数受け入れた時の社会を想像してみることは重要である。文化は混ざり合い、何世代か後には混血しあい、古い政治的指導者はそれを嫌うだろうが、しかし遅かれ早かれ、難民という形態を取ろうがとるまいが、世界との交流が盛んになればなるほどそれは避けられない。どうであれ、まだ起きていないことを想像することは、アートにとってとても大切なことである。日本の新しい演劇をリードする岡田利規氏の最近の作品のテーマも、まさに「想像すること」であると聞いた。

さて、マレーシアの特集を作る中で気づいたことがいくつかあった。それは誤解を恐れずにいうならば、「多民族」とか「多様性」とかいう概念自体が、実際は古い世代を特徴づける用語なのかもしれない、ということである。多民族や多様性を尊重しろ、という時、はっきりした民族性の存在や他とは差異のある多様性の存在を前提としているのだが、例えば日系三世のアメリカ人やブラジル人を想像してみればいい。これが今後四世、五世となっていけばますます日系の部分は消えていく。もはや中国には帰ることもないマレーシアのチャイニーズ三世たちは、いつまでチャイニーズでありつづけるのだろうか。まだふるさととして中国を感じることのできた親たちの世代とは、明らかに世界の見え方がちかっているのだろう。そこでは大きなパラダイムシフトが起きている。マレーだ、チャイニーズだという境界はゆっくりと、ときに急激に「新しい人」の間で消えていくに違いない。

F/T16のアジアシリーズではそのような性格を持つ作品を紹介できればいいと考えているが、やはり簡単なことではないので、きっと何年もかけてやりつづけることになる。
祭りには、気の遠くなるような長い準備があって、突然はじまり、一瞬のまたたきの内に終わっていく。それは蝉の一生にも似て、飛び立つ前の長い準備の間にこそ、本当の姿があるのかもしれない。オリンピック・パラリンピックの選手たちも長いトレーニングにこそ本当の姿があって、始まれば、もう結果を待つだけであろう。スポーツ選手たちも、ぜひもっとアートに触れて欲しいものだ。きっと共通する何かを見つけて、互いを発見しあうことができるはずである。我々もまた、スポーツに触れていこう。

オリンピック・パラリンピックには、文化=芸術が必要である。それは人間が生きて行くことから生まれる必然のようなもので、身体も感情も頭脳も分けることができないで生きているのだから。文武両道とはよく言ったものだ。

今年から、F/Tには東京芸術祭という冠がかぶっている。まだ生まれたばかりで、どこへ向かうかもよく見えないけれど、大きく化けるものは、最初はよく見えないものだ。F/Tだってどこまで見えているのか、ときかれても、ほとんど見えていない。見えていないものばかりを集めてこそ、大胆に進んでいくことが可能になるのだと、涼しい顔をしているのが、一種ディレクターという職能の本質かもしれない。

今回からフェスティバル/トーキョー実行委員長を福地茂雄氏に引き受けていただいた。光栄の限りである。また実行委員の方々にも温かく見守っていただいているが、これからが正念場となるだろう。地図をつくる作業は、楽しいものだ。多くの参加者とともに地図をつくろう。

レクチャー「クリスチャン・ルパの演劇」駐日ポーランド共和国大使館にて開催のご案内

フェスティバル/トーキョー16のメインプログラムであるクリスチャン・ルパ演出『Woodcutters ― 伐採 ―』を、より多くの皆様にご紹介する機会として、レクチャーを開催いたします。

講師には、同作の初演を行ったヴロツワフ・ポーランド劇場のドラマトゥルクで演劇学者でもある、ピョトル・ルツキ氏を迎え、『Woodcutters ― 伐採 ―』をはじめ、作品映像からクリスチャン・ルパの演劇作品を読み解きます。触れる機会がなかなか少ない「ポーランド演劇」。その魅力を直接聞くことができる貴重な機会です。参加は無料ですのでぜひご来場ください。

■レクチャー「クリスチャン・ルパの演劇」

日時:2016年8月30日(火)15:00~16:00(受付開始14:30 )

内容:作品映像から読み解くクリスチャン・ルパの演劇作品

講師:ピョトル・ルツキ(演劇学者、ヴロツワフ・ポーランド劇場ドラマトゥルク)

会場:駐日ポーランド共和国大使館

〒153-0062東京都目黒区三田2-13-5 
地図

定員: 20 名(先着順)
参加費: 無料

申し込み方法:下記申込ウェブサイトにてお申込下さい。
申込ウェブサイト

講師:ピョトル・ルツキ Piotr Rudzki
演劇学者。ヴロツワフ・ポーランド劇場ドラマトゥルク。
1995年から2000年にかけてデリー大学(インド)で教鞭をとり、現在ヴロツワフ大学准教授。ポーランド現代演劇を専門とし、2013年に出版したヴィトカツィに関する著作では1956年から1989年までのポーランド演劇に関する包括的な視点をもたらした。1994年よりポーランドの演劇雑誌『Notatnik Teatralny(Theatrical Notebook)』の編集委員を務め、クリスチャン・ルパに関する記事も多数執筆している。

主催:フェスティバル/トーキョー実行委員会
共催:ポーランド広報文化センター
後援:駐日ポーランド共和国大使館

<『Woodcutters ― 伐採 ―』公演概要>

クリスチャン・ルパWoodcutters伐採

ポーランドの巨匠が国と芸術のあり方に警鐘を鳴らす――。
ヨーロッパ演劇界「現代演劇界の巨匠」クリスチャン・ルパの作品がフェスティバル/トーキョー16でついに日本初上陸。
ルパが生涯にわたって取り組み続けているオーストリアの作家トーマス・ベルンハルトによる同名の小説を翻案・演出した本作。
2014 年ポーランド国内の演劇賞を総なめにし、世界的な成功を収め続ける上演時間4時間20分の大作です。

東京芸術劇場 プレイハウス
10 月21 日(金)~ 10 月23 日(日)計3ステージ
一般前売(全席指定)5,500 円/ 当日6,000 円、学生3,000 円 ほかセット券あり
上演時間:4 時間40 分(途中休憩20 分あり)

「新しいロビーをデザインする」
プロジェクトメンバー募集!

main

sub2 sub1

観劇体験をより豊かにするためには、どんなロビーが必要なのでしょうか?
このプロジェクトでは、「スペース(空間)をプレイス(場所)にする」をキーワードに、建築とデザインの視点でリサーチ・実験を行いながら、フェスティバル/トーキョーの「新しいロビー」をデザインします。
プロジェクトの講師は、建築ユニット・tomito architectureのおふたりと、アートディレクター/グラフィックデザイナーの阿部太一さん。建築やデザインの領域から物語を捉えてきた講師といっしょに、劇場周辺に広がる「まち」や、劇場に集う「ひと」のふるまい、ロビーに置かれた「モノ」などを丁寧に観察するところから始めますので、どんな方でもご参加いただけます。
「建築やデザインの視点から、劇場について考えてみたい!」「アイデアが形になる瞬間に立ち会いたい」「多様な人が集う場をデザインしてみたい!」という方にオススメです。

 活動の様子はFacebookで報告していきます。
 Facebookページはこちら → https://www.facebook.com/ftsupporter

※当ワークショップはF/Tサポーター事業の一環となります。お申し込みの方は同時に「F/Tサポーター」に登録されますので、ご了承ください。「F/Tサポーター」に関しての規約は下部にございますので、ご確認の上、申込フォームからお申込ください。


■講師からのメッセージ

スペース(空間)とプレイス(場所)の違いはどこにあるのでしょう。人気のない場所はスペースで、賑やかな空間はプレイス?などと考えると混乱してきますし、私たちの中にも明確な定義はありませんが、様々な出来事の結び目となっている環境のことをプレイスと呼んでみたいと思っています。
出来事が多種多様であるほど、環境は自由でおおらかな雰囲気を放ち、ささやかであったとしても簡単になくなることのない強さを感じます。
様々な人が行き交う劇場のロビーに、今までになかった新しい出来事の結び目をつくることは、建築でありデザインであり、演劇的な行為ではないでしょうか。
一緒にワクワクしてくれるみなさまのご参加をお待ちしております!
tomito architecture

私が普段やっている舞台の宣伝のグラフィックデザインはいわば 、観劇の入り口を作ることです。その舞台に興味を持ってもらい、できるだけ多くの人に来てほしいと思いながらデザインしています。そして、その観劇体験がより豊かなものになってほしいと思います。
劇場のロビーは街と舞台の間にあるものです。そこは、いつもの日常と、舞台のフィクションの交差点と言っても良いかもしれません。このロビーを新たにデザインする事で日常と舞台を架橋し、より豊かな観劇体験を作ってみたいと思っています。
例えば、観たものをずっと忘れないためのロビー。来た人々が演劇の感想をシェアできるようなロビー。演劇が街に浸食していくようなロビー。祝祭の場としてのロビー。
劇場のロビーを別の角度から考え直す事で演劇・建築・デザインについて、新たな発見をする機会になれば良いなと思います。
阿部太一


■活動日

日程 タイトル 会場
オープンデー 7月30日(土)13:00-17:00 池袋の街から学ぼう 豊島区民センター
第一回 8月21日(日)12:00-16:00 劇場のロビーから学ぼう あうるすぽっと3F会議室
第二回 9月10日(土)13:00-17:00 デザイン案を検証しよう あうるすぽっと3F会議室
第三回 9月11日(日)13:00-17:00 デザイン案を具体化しよう あうるすぽっと3F会議室

■講師プロフィール

tomito architecture写真
tomito architecture(トミトアーキテクチャ)
冨永美保と伊藤孝仁による建築設計事務所。2014年に結成。
日常への微視的なまなざしによって環境を丁寧に観察し、小さな出来事の関係の網目の中に建築を構想する手法を提案している。主な作品に、丘の上の二軒長屋を地域拠点へと改修した「カサコ/CASACO」、都市の履歴が生んだ形態的特徴と移動装置の形態を結びつけた「吉祥寺さんかく屋台」などがある。
http://tomito.jp/


阿部太一(アベタイチ)
アートディレクター/グラフィックデザイナー。2013年デザインオフィスGOKIGENを設立。様々な領域を横断する目と細部をつめていく手との往復でデザインする事を大切にしながら、美術館、舞台、フェスティバルのグラフィックから空間のアイデンティティ、教科書のブックデザインまで幅広い分野のプロジェクトを手がける。主な仕事に国際舞台芸術ミーティング(TPAM)のコミュニケーションデザイン。『わかったさんのクッキー』(演出:岡田利規)、『ラ・バヤデール-幻の国』(noism)、『平成中村座2015年公演』の宣伝美術。『まちなみデザイン逗子』のブックデザインなど。

http://www.bbdg.jp


■参加条件

どなたでもご参加いただけます。
ワークショップは1回のみでもご参加いただけますが、通しでのご参加をお勧めいたします。
また、上記活動日とは別に「製作日」が別途発生する可能性があります。
自由参加ですが、ぜひ積極的なご参加をお待ちしております。
※応募者多数の場合、参加をお断りする可能性がございます。ご了承ください。

■会場

豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと 3F会議室
〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
有楽町線「東池袋」駅6・7番出口 直結
JR他「池袋駅」東口よりグリーン大通り直進徒歩10分
都電荒川線「東池袋四丁目」駅より徒歩2分

■参加費

無料
※イベント保険に加入(費用は事務局負担)

■申込締切

申込締切はございませんが、ご案内を差し上げることがありますので、各活動日の2日前までにはご登録ください。

■申込方法

下記「サポーター規約」をご確認の上、登録フォームよりお申込みください。

※<自主活動:「新しいロビーをデザインする」>にチェックを入れてください。

サポーター活動登録フォーム

【サポーター規約】


■フェスティバル/トーキョー サポーター規約
本登録を行った方を「F/Tサポーター」(以下、「サポーター」という。)と称します。
■サポーターの主たる活動内容
・「フェスティバル/トーキョー」に関する公演制作や広報・運営の補助、勉強会、レクリエーションなど
・東京都内を中心とした、文化芸術等に関するボランティア活動
■情報提供について
ご登録のメールアドレスにサポーター活動情報、「フェスティバル/トーキョー」に関する情報をメールでお送りします。
■待遇
・プロジェクトサポート活動、当日運営サポート活動、その他イベント参加時に、ボランティア保険加入(費用はF/T事務局が負担)
・謝礼、交通費、食費等の支給なし
■登録条件
年齢制限なし
※活動内容によって、参加条件は異なります。
■登録解約
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局に連絡をしていただき、登録項目を抹消した時点で、登録の解除となります。登録抹消には数日かかることがあります。
■サポーター活動記録に関する同意、権利の帰属
サポーター活動にかかわるあらゆる事業を、フェスティバル/トーキョー実行委員会またはその授権をうけた第三者が録画・写真撮影・放送、インターネット配信その他の公衆送信・ビデオグラム化その他の方法により、将来にわたって、対価の支払いなく利用します。並びに、かかる利用に際して、活動にかかわるあらゆる事業の写真および映像を適宜編集します。
■プライバシーポリシー
登録フォームより入力された内容はSSLにより暗号化されて送信されます。送信中に傍受されることはありません。また、登録された情報はフェスティバル/トーキョー実行委員会事務局を通して、フェスティバル/トーキョーに関する情報提供のみに使用し、その他に流用する事はありません。
■附則
この規約は、2015年5月25日から施行します。

 

※お送りいただきました個人情報は、本事業またはF/Tサポーター募集に関連するもの以外の目的には使用いたしません。

★F/Tサポーターとは★
フェスティバル/トーキョー(F/T)を応援し、一緒に盛り上げる活動を行う「F/Tサポーター」。フェスティバルが好き!舞台芸術が好き!アートイベントに興味がある!東京を盛り上げたい!という方なら、誰でも参加できます。F/T会期中の運営補助、プロジェクト(公演)のサポート、自主活動など、年間を通して活動しています。
自分にあった活動をみつけて参加しよう!みなさんのご参加をお待ちしています!

 

【お問合せ】 
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 F/Tサポーター担当 
ft-supporter@festival-tokyo.jp 
Tel : 03-5961-5202 Fax : 03-5961-5207
住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10 東部区民事務所3階

「フェスティバル運営サポート」で活躍してくれる方募集【9/20〆切】

frontsupport

演劇×ダンス×美術×音楽…に出会う、国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー(F/T)」を一緒に盛り上げませんか?

F/Tサポーター「フェスティバル運営サポート」の活動では、F/Tで実施される事業(連携プログラムは除く)の運営サポートを行います。来場したお客様のご案内(フロント業務)や、楽屋準備、アーティストのアテンドなど、フェスティバルの顔としておもてなしを行います。事前にフロント研修会を行いますので、どなたでもご参加いただけます。
「国内外のアートに興味がある!」「スタッフとして裏側からフェスティバルを見てみたい!」「いろんな人と出会いたい!」という方におすすめです。

F/Tサポーターのその他の活動はこちら
活動の様子はFacebookで報告していきます。
Facebookページはこちら

※当募集はF/Tサポーター事業の一環となります。お申込の方は同時に「F/Tサポーター」に登録されますのでご了承ください。「F/Tサポーター」に関しての規約は下部にございますので、ご確認の上、申込フォームからお申込ください。


■活動期間

2016年10月上旬~12月11日(日)詳細は説明会にて
 

■参加条件

下記の①~③のすべてを満たす方
①原則として、説明会への参加ができる方
【説明会・フロント研修会】※時間と会場が変更になりました
 9月24日(土)13:30~16:30 会場:上池袋コミュニティセンター多目的ホール(豊島区上池袋2-5-1 健康プラザとしま7階)←NEW!
 9月24日(土)13:30~17:30 会場:あうるすぽっと 3F会議室(豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F)

※欠席の方へのフォロー会を開催します。(説明会のみ、フロント研修会はなし)
【フォロー会】
 9月23日(金)19:00~20:30 会場:東部区民事務所 集会室1(豊島区北大塚1-15-10東部区民事務所3階)←NEW!

②フェスティバル会期中、最低3日以上の参加が出来ること。

③18歳以上であること。

 

■待遇

・F/T16で上演されるプログラム(連携プログラムは除く)の内、F/T事務局が指定する公演の観劇
・ボランティア保険加入(費用はF/T事務局が負担)
※謝礼・交通費の支給はございません。

■応募締切

2016年9月20日(火)

■応募方法

下記「サポーター規約」をご確認の上、登録フォームよりご登録ください。
すでにサポーター登録をされている方も、下記の登録フォームからお申し込みください。

⇒ サポーター規約に同意の上、申し込む

※応募者多数の場合、参加をお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

【サポーター規約】


■フェスティバル/トーキョー サポーター規約
本登録を行った方を「F/Tサポーター」(以下、「サポーター」という。)と称します。
■サポーターの主たる活動内容
・「フェスティバル/トーキョー」に関する公演制作や広報・運営の補助、勉強会、レクリエーションなど
・東京都内を中心とした、文化芸術等に関するボランティア活動
■情報提供について
ご登録のメールアドレスにサポーター活動情報、「フェスティバル/トーキョー」に関する情報をメールでお送りします。
■待遇
・プロジェクトサポート活動、当日運営サポート活動、その他イベント参加時に、ボランティア保険加入(費用はF/T事務局が負担)
・謝礼、交通費、食費等の支給なし
■登録条件
年齢制限なし
※活動内容によって、参加条件は異なります。
■登録解約
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局に連絡をしていただき、登録項目を抹消した時点で、登録の解除となります。登録抹消には数日かかることがあります。
■サポーター活動記録に関する同意、権利の帰属
サポーター活動にかかわるあらゆる事業を、フェスティバル/トーキョー実行委員会またはその授権をうけた第三者が録画・写真撮影・放送、インターネット配信その他の公衆送信・ビデオグラム化その他の方法により、将来にわたって、対価の支払いなく利用します。並びに、かかる利用に際して、活動にかかわるあらゆる事業の写真および映像を適宜編集します。
■プライバシーポリシー
登録フォームより入力された内容はSSLにより暗号化されて送信されます。送信中に傍受されることはありません。また、登録された情報はフェスティバル/トーキョー実行委員会事務局を通して、フェスティバル/トーキョーに関する情報提供のみに使用し、その他に流用する事はありません。
■附則
この規約は、2015年5月25日から施行します。

 

※お送りいただきました個人情報は、本事業またはF/Tサポーター募集に関連するもの以外の目的には使用いたしません。

★F/Tサポーターとは★
フェスティバル/トーキョー(F/T)を応援し、一緒に盛り上げる活動を行う「F/Tサポーター」。フェスティバルが好き!舞台芸術が好き!アートイベントに興味がある!東京を盛り上げたい!という方なら、誰でも参加できます。F/T会期中の運営補助、プロジェクト(公演)のサポート、自主活動など、年間を通して活動しています。
自分にあった活動をみつけて参加しよう!みなさんのご参加をお待ちしています!

 

【お問合せ】 
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 F/Tサポーター担当 
ft-supporter@festival-tokyo.jp 
Tel : 03-5961-5202 Fax : 03-5961-5207
住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10 東部区民事務所3階

「かんげきワークショップ部」メンバー募集!

IMG_7028_s (1)

©SPAC-静岡県舞台芸術センター

 オリジナルワークショップをデザインしてみませんか? このプロジェクトでは、会期中の3週間、フェスティバルの入り口として来場者を緩やかに巻き込みながら、舞台芸術と出会う空間「F/Tテーブル」で行なう、オリジナルのワールドカフェ(*)を企画・実施します。
プロジェクトの講師は、観劇後に感想を語り合う「観劇体験を深めるワールドカフェ」の開発や、SPAC – 静岡県舞台芸術センターで2012年より開催している「静岡から芸術と社会について考える合宿ワークショップ」でもファシリテーターを務めるなど、芸術で対話の場をつくってきたファシリテーターの白川陽一さん。ワールドカフェの「型」を学び、新たな可能性を実験しながら、みんなで作っていきますので、ワークショップに詳しくない方でもご参加いただけます。
「芸術でどんな対話ができるんだろう?」「ワークショップの企画をしてみたかった!」「芸術の新たな可能性を知りたい」「舞台芸術の楽しみ方をさらに広げたい」という方におすすめです。

*ワールド・カフェとは・・・テーブルごとに小グループに分かれ、フォーマルな会議ではなくカフェのようなオープンな雰囲気の中で話し合いをする対話の方法です。席替えを数回行うことで、多くの人と情報の共有ができたり、また、そこから多くのアイディアが生まれたり、人間関係をつないだりすることのできる創造的な話し合いの手法として、近年注目されています。話し合いには全員で共通探求するテーマが出されます。
*観劇体験を深めるワールドカフェ紹介動画…https://youtu.be/rYQXGLwcKZU

 活動の様子はFacebookで報告していきます。
 Facebookページはこちら → https://www.facebook.com/ftsupporter

※当ワークショップはF/Tサポーター事業の一環となります。お申し込みの方は同時に「F/Tサポーター」に登録されますので、ご了承ください。「F/Tサポーター」に関しての規約は下部にございますので、ご確認の上、申込フォームからお申込ください。


■講師からのメッセージ

芸術と対峙する時、「わたしはひとりだ」と目覚めさせられる瞬間があります。
そういう時こそ、私という存在が世界のどこに位置しているのかを知るために、他者と関わってみる。そういうことを選択することがあります。

ここ数年、演劇関係の方たちと対話の場をつくってきました。そこで感じたのは、芸術と対話は切っても切れない関係にあるという確信をますます強めたということです。

日本語で「対話」というと、他者とマンツーマンで行われるものを指すように思えるかもしれません。
しかし対話は、内省という形で自分の中で往復運動をするものでもあるし、多くの人数がいても、つまり集団で行えるものでもあります。

キーワードは、ひらくこと。
このプロジェクトで大切にしたいことは、個人と個人がひらき合い、重なり合う領域を互いに発見し、探求する。そんなことが体験できる場です。

ワールドカフェは、芸術に向き合ってみる方法として、今後ひとつの潮流になっていくと思っています。

ぜひ一緒に時間をともにしませんか?
ゆるやかな気持ちで、待っています。

白川陽一


■活動日

日程 タイトル 会場
オープンデー 8月27日(土) 13:00-17:00 対話のエッセンスを体感しよう みらい館大明
第一回 9月4日(日)13:00-16:00 「わたし」と「あなた」に出会う対話を体験しよう あうるすぽっと3F会議室
第二回 9月22日(木・祝)13:00-17:00 ワールドカフェを体験しよう あうるすぽっと3F会議室
第三回 10月7日(金)19:00-21:00
※開始時間が18:00から変更になりました
ワールドカフェの「問い」を考えよう 未定
東部区民事務所3階会議室
第四回 10月29日(土)13:00-17:00 立ち居振る舞いの稽古をしよう 未定
F/Tテーブル(東京芸術劇場 アトリエイースト)
最終回 11月6日(日) F/Tテーブルでワールドカフェを実施しよう F/Tテーブル(東京芸術劇場 アトリエイースト)

■講師プロフィール

F/Tサポーターオープンデー進行役白川陽一
白川陽一 (Keramago Works / ケラマーゴ・ワークス)
名古屋市青少年交流プラザ所属。
NPO法人子ども&まちネットの職員であるとともに、対話と学びのファシリテーターを務める。個々の自立や社会参画を育むための、家でも職場でもない第三の居場所(サードプレイス)づくりがテーマ。各種ワークショップの企画、計画、運営(コーディネート)、進行などを行ったり、そのような場をつくりたい人のための相談役として活動する。「静岡から社会と芸術について考える合宿WS(SPAC主催)」ファシリテーター。


■参加条件

どなたでもご参加いただけます。
ワークショップは1回のみでもご参加いただけますが、通しでのご参加をお勧めいたします。
また、上記活動日とは別にF/Tの主催プログラムの観劇が別途発生する可能性があります。
自由参加ですが、ぜひ積極的なご参加をお待ちしております。
※応募者多数の場合、参加をお断りする可能性がございます。ご了承ください。

■会場

○東部区民事務所3階会議室
〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10 東部区民事務所3階
JR他「大塚」駅より徒歩5分

○東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1-8-1
JR、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線「池袋駅」西口より徒歩2分(駅地下通路2b出口と直結)

○豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと 3F会議室
〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
有楽町線「東池袋」駅6・7番出口 直結
JR他「池袋駅」東口よりグリーン大通り直進徒歩10分
都電荒川線「東池袋四丁目」駅より徒歩2分

○みらい館大明
〒171-0014  東京都豊島区 池袋3-30-8
JR他「池袋駅」西口より徒歩15分
有楽町線・副都心線「要町駅」より徒歩12分
※駐車場のご用意はございません。

■参加費

無料
※イベント保険に加入(費用は事務局負担)

■申込締切

申込締切はございませんが、ご案内を差し上げることがありますので、各活動日の2日前までにはご登録ください。

■申込方法

下記「サポーター規約」をご確認の上、登録フォームよりお申込みください。

※<自主活動:「かんげきワークショップ部」>にチェックを入れてください。

サポーター活動登録フォーム

【サポーター規約】


■フェスティバル/トーキョー サポーター規約
本登録を行った方を「F/Tサポーター」(以下、「サポーター」という。)と称します。
■サポーターの主たる活動内容
・「フェスティバル/トーキョー」に関する公演制作や広報・運営の補助、勉強会、レクリエーションなど
・東京都内を中心とした、文化芸術等に関するボランティア活動
■情報提供について
ご登録のメールアドレスにサポーター活動情報、「フェスティバル/トーキョー」に関する情報をメールでお送りします。
■待遇
・プロジェクトサポート活動、当日運営サポート活動、その他イベント参加時に、ボランティア保険加入(費用はF/T事務局が負担)
・謝礼、交通費、食費等の支給なし
■登録条件
年齢制限なし
※活動内容によって、参加条件は異なります。
■登録解約
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局に連絡をしていただき、登録項目を抹消した時点で、登録の解除となります。登録抹消には数日かかることがあります。
■サポーター活動記録に関する同意、権利の帰属
サポーター活動にかかわるあらゆる事業を、フェスティバル/トーキョー実行委員会またはその授権をうけた第三者が録画・写真撮影・放送、インターネット配信その他の公衆送信・ビデオグラム化その他の方法により、将来にわたって、対価の支払いなく利用します。並びに、かかる利用に際して、活動にかかわるあらゆる事業の写真および映像を適宜編集します。
■プライバシーポリシー
登録フォームより入力された内容はSSLにより暗号化されて送信されます。送信中に傍受されることはありません。また、登録された情報はフェスティバル/トーキョー実行委員会事務局を通して、フェスティバル/トーキョーに関する情報提供のみに使用し、その他に流用する事はありません。
■附則
この規約は、2015年5月25日から施行します。

 

※お送りいただきました個人情報は、本事業またはF/Tサポーター募集に関連するもの以外の目的には使用いたしません。

★F/Tサポーターとは★
フェスティバル/トーキョー(F/T)を応援し、一緒に盛り上げる活動を行う「F/Tサポーター」。フェスティバルが好き!舞台芸術が好き!アートイベントに興味がある!東京を盛り上げたい!という方なら、誰でも参加できます。F/T会期中の運営補助、プロジェクト(公演)のサポート、自主活動など、年間を通して活動しています。
自分にあった活動をみつけて参加しよう!みなさんのご参加をお待ちしています!

 

【お問合せ】 
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 F/Tサポーター担当 
ft-supporter@festival-tokyo.jp 
Tel : 03-5961-5202 Fax : 03-5961-5207
住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10 東部区民事務所3階


F/Tサポーター オープンデー開催!

フェスティバル/トーキョー プロジェクトサポーターの写真です
サポーターとしてF/Tに参加したいけれど、いったい何をするんだろう……?という方のために、登録なしでお試し体験ができるオープンデーを開催します!
気になってはいるけど足が向かない……、自分にはどんな活動が合っているのかな? まずはこちらに参加してみてください。

■自主活動 オープンデー

サポーターが主体となって活動する自主活動。F/T15ではサポーターによって考えられた企画が、フェスティバルを彩りました。F/T16 の自主活動では2つのワークショップが立ち上がります。まずは活動の雰囲気を体験しに、気軽にお越しください!

w1_supporter

自主活動/ワークショップ①】

F/T16の自主活動「かんげきワークショップ部」の講師・白川陽一さんを迎えた、ワークショップを開催!8月27日(土)の活動日は「対話のエッセンスを体感しよう」をテーマに、活動の内容の説明や、かわいいWSアイテム作りを行います。ぜひ、気軽な気持ちでご参加ください!

  • 活動日:7月10日(日)、8月27日(土)13:00~17:00(両日とも)
  • 会場:みらい館大明(豊島区池袋3-30-8) ※会場が変更になりました
    【7月10日(日)】 にしすがも創造舎(豊島区西巣鴨4-9-1)
    【8月27日(土)】 みらい館大明(豊島区池袋3-30-8)
  • 申込:不要 ※出入り自由

 

  • ■8月27日(土)のスケジュール ←NEW!
    「対話のエッセンスを体感しよう」
    13:00-13:15 「観劇体験を深めるワールドカフェ」活動報告
    13:15-16:00 丁寧な対話のシンボル「トーキングオブジェクト」を作ろう(出入り自由)
    16:00-17:00 「トーキングオブジェクト」を使った対話を体験しよう

 

  • ■7月10日(日)のスケジュール
    13:00-13:10 あいさつ、本日の時間の過ごし方の説明など
    13:10-16:30 「音あつめ&音スケッチ」と「音マップづくり」を交互に行います。出入り自由です。
    16:30-17:00 感想共有
    ※にしすがも創造舎に広がる「音」をみんなで集めて、それを目に見えるMAPにするプログラムです!

進行役:

F/Tサポーターオープンデー進行役白川陽一

白川陽一 (Keramago Works / ケラマーゴ・ワークス)

名古屋市青少年交流プラザ所属。
NPO法人子ども&まちネットの職員であるとともに、対話と学びのファシリテーターを務める。個々の自立や社会参画を育むための、家でも職場でもない第三の居場所(サードプレイス)づくりがテーマ。各種ワークショップの企画、計画、運営(コーディネート)、進行などを行ったり、そのような場をつくりたい人のための相談役として活動する。「静岡から社会と芸術について考える合宿WS(SPAC主催)」ファシリテーター。

 
【自主活動/ワークショップ②】

F/T16の自主活動「新しいロビーをデザインする」の講師である、建築家ユニット・tomito architectureと、デザイナーの阿部太一さんと一緒に、池袋のひとやモノを観察するワークショップを行います。建築とデザインの視点で日常を見てみると、どんな「物語」が浮かびあがるのでしょうか。

      • 活動日:7月30日(土)13:00~17:00
      • 会場:豊島区民センター(東京都豊島区東池袋1-20-10)
      • 定員:25名 ※定員に達し次第、受付を終了します
      • 参加費:無料
      • 申込:申込フォームからお申込みください。

申込む

講師:

tomito architecture写真
tomito architecture(トミトアーキテクチャ)

冨永美保と伊藤孝仁による建築設計事務所。2014年に結成。
日常への微視的なまなざしによって環境を丁寧に観察し、小さな出来事の関係の網目の中に建築を構想する手法を提案している。主な作品に、丘の上の二軒長屋を地域拠点へと改修した「カサコ/CASACO」、都市の履歴が生んだ形態的特徴と移動装置の形態を結びつけた「吉祥寺さんかく屋台」などがある。
http://tomito.jp/

講師:


阿部太一

アートディレクター/グラフィックデザイナー。2013年デザインオフィスGOKIGENを設立。様々な領域を横断する目と細部をつめていく手との往復でデザインする事を大切にしながら、美術館、舞台、フェスティバルのグラフィックから空間のアイデンティティ、教科書のブックデザインまで幅広い分野のプロジェクトを手がける。主な仕事に国際舞台芸術ミーティング(TPAM)のコミュニケーションデザイン。『わかったさんのクッキー』(演出:岡田利規)、『ラ・バヤデール-幻の国』(noism)、『平成中村座2015年公演』の宣伝美術。『まちなみデザイン逗子』のブックデザインなど。

http://www.bbdg.jp

 

■プロジェクトサポート オープンデー
openday

【プロジェクトサポート/フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園】

大風呂敷を広げてフェスティバルFUKUSHIMA!を体験する1日!プロジェクトFUKUSHIMA!の活動について知る時間やオリジナルの盆踊りを踊ったり、全国から集まった布を使って縫い物をしたり、1日でさまざまな活動を体験することが出来る機会。ぜひ、ゆる~くご参加ください。

活動日:7月10日(日)、8月27日(土)13:00~17:00(両日とも)
会場:みらい館大明(豊島区池袋3-30-8) ※会場が変更になりました
【7月10日(日)】 にしすがも創造舎(豊島区西巣鴨4-9-1)
【8月27日(土)】 みらい館大明(豊島区池袋3-30-8)
参加費:無料
申込:不要 ※出入り自由

 

■7月10日(日)・8月27日(土)のスケジュール ←NEW!
13:00-14:00 プロジェクトFUKUSHIMA!ってなに?話を聞いてみよう
14:00-14:30 オリジナル盆踊りを踊ってみよう
–30分休憩– 福島の銘菓を食べよう
15:00-16:30 作りTIME!フェスティバルFUKUSHIMA!を盛り上げる会場の装飾を作ってみよう
16:30-17:00 最後はオリジナル盆踊りでフィナーレ


■会場

○にしすがも創造舎
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1
都営三田線「西巣鴨」駅より徒歩1分
※駐車場のご用意はございません。
※室内履きをご用意ください。

 

○みらい館大明
〒171-0014  東京都豊島区 池袋3-30-8
JR他「池袋駅」西口より徒歩15分
有楽町線・副都心線「要町駅」より徒歩12分
※駐車場のご用意はございません。
※室内履きをご用意ください。

○豊島区民センター
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-10
JR他、「池袋駅」東口より徒歩約5分

 

★F/Tサポーターとは★
フェスティバル/トーキョー(F/T)を応援し、一緒に盛り上げる活動を行う「F/Tサポーター」。フェスティバルが好き!舞台芸術が好き!アートイベントに興味がある!東京を盛り上げたい!という方なら、誰でも参加できます。F/T会期中の運営補助、プロジェクト(公演)のサポート、自主活動など、年間を通して活動しています。

自分にあった活動をみつけて参加しよう!みなさんのご参加をお待ちしています!

 

 

【お問合せ】
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
F/Tサポーター担当
ft-supporter@festival-tokyo.jp
Tel : 03-5961-5202 (オープンデー当日のみ 070-1426-1328) Fax : 03-5961-5207
住所:〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 にしすがも創造舎
        ※7月より下記新住所となります。
〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10東部区民事務所3階

 


F/Tキャンパス参加者募集

w1_campus
                                                      Photo: Kato Kazuya

文化政策や芸術・演劇を学ぶ学生が共に学び、交流する4日間の合宿ワークショップ「F/Tキャンパス」を開催します。合宿ワークショップを通して、普段の学びや興味関心について考え、仲間とともに未来を切り開いていく試みです。ぜひご参加ください!

①世界最先端の舞台芸術を観る機会
F/Tキャンパスでは、期間中に合計3公演(予定)を観劇します。全てのチケット代金は参加費に含まれています。

  • 【観劇予定作品】
    『Woodcutters ― 伐採 ―』(翻案・美術・照明・演出:クリスチャン・ルパ)
    イデビアン・クルー『シカク』(振付・演出:井手茂太)
    ※その他、調整中。F/T上演作品のクリエーションに立ちあう機会も予定。

 

②アーティストとの特別トークを開催
通常公演後に行われるアフタートークとは別に、キャンパス参加者向けのトークを開催。観劇した作品について、演出家とじっくり対話する場を設けます。

③大学の学びと異なる分野にチャレンジする「選択ゼミ」を開講
講師に柴幸男(実技)、萩原健(理論・評論)、稲村太郎(文化政策)を迎え、大学での専攻とは異なる分野にチャレンジする「選択ゼミ」を開講。あらたな視点を持つ機会となります。

④全国から集まった他大学の学生との交流
文化政策や芸術・演劇を学ぶ学生が日本全国からF/Tキャンパスに集い、同世代の仲間と4日間、濃密な時間を過ごします。

 

  • 昨年度はパイロット事業として実施され、東京・静岡・京都・大阪から26名の大学生・大学院生が参加しました。
    F/Tキャンパス2015 ドキュメント

    F/Tキャンパス(昨年度パイロット事業)参加実績
    大阪大学大学院文学研究科、京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科、静岡文化芸術大学文化政策学部、東京藝術大学音楽環境創造科、日本大学芸術学部演劇学科、立教大学現代心理学部映像身体学科、立教大学大学院現代心理学研究科、早稲田大学文学部・政治経済学部・大学院文学研究科

 

 

                                                    Photo: Kato Kazuya

■開催概要
開催日時:2016年10月21日(金)~24日(月) 4日間
会場:東京芸術劇場、にしすがも創造舎、国立オリンピック記念青少年記念センターほか
宿泊場所:国立オリンピック記念青少年オリンピックセンター宿泊棟
募集人数:約30名 ※定員を上回る場合は、書類選考にて決定
参加費: 15,000円(税込)
参加費に含まれるもの:観劇チケット代金、宿泊費、交流会費
※宿泊は男女別のユニット型の宿泊室をご用意しております。お部屋は一人一部屋ですが、シャワー室・トイレ・洗面所はユニット毎での共同利用となります。
※会場間の移動等の交通費、期間中の食費(交流会費を除く)は自己負担です。

■応募資格
・学生であること(大学生、大学院生、専門学生)
・3泊4日の合宿プログラムに参加できること
・終了後1ヶ月以内に1000字程度の振り返りレポートを提出できる方
(レポートは冊子にまとめる予定)

■受付期間
2016年8月1日(月)~9月12日(月)23:59
※選考結果は、参加の可否に関わらず、9月 15 日(木)までに、E-MAILもしくは電話にてご連絡致します。

■応募方法
下記、応募フォームから必要事項ご記入の上、ご応募ください。
応募フォームはこちら


■選択ゼミ
今年度の F/T キャンパスでは以下の3つの選択ゼミを開催します。どのゼミも特に前提となる知識は必要ありません。せっかくの機会ですので、普段大学の授業では触れる機会のない分野のゼミに参加してみることをお薦めします。

 

<実技ゼミ:F/Tキャンパスで他者と演劇をつくってみる>
F/Tで上演される作品は、どのような過程を経て作られているのでしょうか? 場所や形態を問わず、創作活動を行ってこられた劇作家・演出家の柴幸男さんによるゼミ。自分自身をよく観察して、メンバー(=他者)とともに小さな演劇作品を作るなかで、演劇創作の根本を体験することができます。「これまで演劇は観る側だったけれど、ぜひ一度作ってみたい!」という方におすすめです。(俳優である必要は全くありません。どなたでもご参加いただけます。)

 講師:柴 幸男(劇作家、演出家、ままごと主宰)

青年団 演出部所属。急な坂スタジオ レジデント・アーティスト。多摩美術大学専任講師、四国学院大学非常勤講師。東京の劇場から北九州の船上まで、新劇から学芸会まで、場所や形態を問わない演劇活動を行う。2010年『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。2015年に再々演された同作は東京・小豆島で約9000名を動員。近年は小豆島や横浜に長期滞在し地域に根ざした演劇を継続的に上演。2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始、過去の戯曲を無料公開している。

 

 

<理論・評論ゼミ:F/T キャンパスで観る作品を歴史的・理論的にとらえてみる>
F/T キャンパスで観劇する作品は、演劇の歴史や理論をふまえると、どのようにとらえることができるのでしょうか? 日本とドイツの演劇を専門とし、これまでの F/Tでも作品をつくる現場にたずさわってこられた萩原健さんによるゼミ。映像資料などをまじえながら演劇作品について議論します「演劇は好きだけど、その背景を知ることでもっと楽しめるようになりたい!」という方におすすめです。 (とくに前提となる知識は必要ありませんが、事前に配布される資料を読んできていただきます。)

 講師:萩原 健(明治大学国際日本学部教授)

Photo:
Kato Kazuya

1972年東京都生まれ。研究テーマは20世紀以降のパフォーミング・アーツ、その歴史と異文化間交流(主に日本とドイツ)。共訳にフィッシャー‐リヒテ『パフォーマンスの美学』、共著に『村山知義 劇的尖端』ほか。これまでフェスティバル/トーキョーが招聘したリミニ・プロトコルの作品群を中心に、戯曲翻訳、通訳、字幕翻訳・制作・操作も多く手がける(萩原ヴァレントヴィッツ健。『資本論 第一巻』(F/T09春)には出演)。

 

 

<文化政策ゼミ:演劇を取り巻く環境をマネジメントの立場から考えてみる>
今年で9回目を迎える F/T は、社会にどのようなインパクトを与えてきたのでしょうか? そもそもプロジェクトやプログラムの評価とはどのように行われるのでしょうか? 文化政策に関する調査研究を数多く手がける稲村太郎さんによる、フェスティバルのもたらす成果や効果について考えるゼミです。「普段何気なく接している文化芸術について広い視野で考えてみたい!」という方におすすめです。

 講師:稲村太郎((株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室)

Photo:
Kato Kazuya

1976年生まれ。大学卒業後、民間の複合文化施設で現代美術の展覧会の企画・制作を担当。現在、株式会社ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室の研究員、公益財団法人セゾン文化財団のプログラム・オフィサーを務める。文化政策では、事業評価やアーティストのモビリティに関するリサーチを行っている。

 

 

 

 

■F/Tキャンパス2015 記録映像

問い合わせ:
 フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
 F/Tキャンパス担当 横井
 TEL:03-5961-5202 MAIL:ft-campus@festival-tokyo.jp
 〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10 東部区民事務所3階


フェスティバル/トーキョー16
境界を越えて、新しい人へ

 ディレクターよりメッセージ 市村 作知雄

 

今年もようやく開催することを告知できることとなった。ここまで非常に長い時間がかかったような気がするが、なにはともあれ、嵐の海に船を漕ぎだす勇気を失わないようにしよう。

世界が壊れていく予感がますます強まっていて、そんな時にアートはどのような位置を保つことができるのだろうか。そんな危機感とともに、ここは少し「新しい世代」の人々に委ねてみたいという思いが高まっている。私は、すでにかなり年をとってきてしまったが、新しい人々に手渡すモデルをここ数年で作ってみたい。というのは、新しい人々は、すでに社会の人口のかなり大きな部分を占めているが、残念なことに社会的なパワーもポストもまだまだ古い人々が握っている。しかし、これから20年くらいの間に確実に新しい人々と入れ替わることになる。新しい人とは何かというフェスティバル/トーキョー16の根幹となるコンセプトは、やがて早々に発表するつもりである。

ともあれ、F/T16から、なんとか一世代若いアーティストの発掘に本格的にとりかかろうと思う。フェスティバル/トーキョー14、15、16のプログラムは、いくつかのカテゴリーで成立していて、すこし種明かしをしてみよう。もちろん、種明かしをするということは、同時に将来的には、それを捨ててしまいたいという思いがこめられているのだが――

1番目は、メインプログラムで、通常はヨーロッパからの大きめの作品を招聘している。今回はポーランドの世界的巨匠クリスチャン・ルパがこれにあたる。2番目は、国際交流基金アジアセンターと共催しているアジアシリーズで、今回はマレーシア特集となる。これはセゾン文化財団の協力のもと、森下スタジオを全館使ってやれることを期待しているが、今の時点ではまだ高いハードルを乗り越えねばならない。さらに近々特集を組む計画をしている中国も頭出ししてある。3番目は、日本のメインとなるプログラムで、今回は松田正隆氏を中心とする「マレビトの会」で、これは新しい人材の出現も期待する長期プロジェクトとなるはずである。さらにイデビアン・クルーのダンスは、「にしすがも創造舎」ヘのサンキュー&グッドバイプログラムの意も込められている。4番目は子どもから大人まで親子で観劇できるプログラムで、今年は福田毅氏(中野成樹+フランケンズ)の一人芝居をレストランで開催する。5番目は観客参加型のアートプロジェクトで、マレーシア特集の中での「カードゲーム」。民族、政治傾向等でカテゴライズされたカードによるゲームで、多数の有権者を集めれば勝ちとなる。6番目は、震災関連の企画で、今年も「フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園」を開催する。3年連続となるが、これで最後。先にあげたマレビトの会も「福島を上演する」。7番目は、付随するプログラムで、シンポジウム、講座や学生等の参加企画は、今後ますます重要性が増すだろう。

最後は、どれにも限定されないプログラムで、今回は3種ある。一つ目はドイツダンスの特集で、我々とドイツ文化センターとの長い長い友好から生まれたものである。二つ目は、韓国から招聘するパク・グニョン氏の作品で、ソウル文化財団南山アートセンターとの協力で開催するものである。これは昨年来韓国で起きている政府によるアートへの強い介入に抗する形でソウル文化財団南山アートセンターとパク・グニョン氏が固い決意のもとに公演に漕ぎ着けたもので、それに協力する意義を認めて招聘した。3つ目は、池袋東口での展開である。池袋東口からグリーン大通りを経て500m先に豊島区役所と「あうるすぽっと」が存在する。その途中には南池袋公園が新設され、そこにRacines FARM to PARKというカフェもオープンした。豊島区はその地域を国家戦略特区として規制緩和に成功、「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を策定し、まちを劇場化しようとしている。F/Tもそれに呼応し、2016以降池袋東口で大きなプロジェクトを計画している。今年は、岡田利規作・演出、稲継美保による一人芝居、森川弘和氏らによるダンス作品、福田毅氏の一人芝居、山本卓卓(範宙遊泳)と北尾亘(Baobab)による作品を計画し、今後計画しているピチェ・クランチェン氏(タイ)と日本人ダンサーによるグリーン大通り全体を使ったダンス作品につなげようとしている。

F/Tは、ふと立ち止まって、少し考えてからまた全力疾走するための準備をしている。本当の祭りは長い準備の果てに、突然はじまるものであるが、F/Tは、祭りをやりながら、同時に長い準備のなかにいる。

<特報>アヴィニョン演劇祭アンジェリカ・リデルの新作に日本人アーティストが出演

F/T15で開催したワークショップを経て、日本人アーティスト4名が出演!

 

アンジェリカ・リデルのワークショップ写真
F/T15アンジェリカ・リデルのワークショップ写真

性、暴力、狂気などをモチーフに、人間の魂の暗部を探求し、詩的な表現へと昇華させる鬼才アンジェリカ・リデル。F/T15の主催プログラムとして上演された『地上に広がる大空(ウェンディ・シンドローム)』は日本の観客に大きな反響を与え、各種メディアでも大きく取り上げられました。その公演の4ヶ月前、リデルは記者会見にあわせて来日し、東京芸術劇場のリハーサル室にて6日間のワークショップを行いました。多数の応募者の中から自ら選んだ15名の俳優や特別ゲストとともに聖書の創世記を題材としたクリエーションを行い、最終日には1時間ほどの小作品が上演されました。
そしてこの度、このワークショップで出会った4名の日本人アーティストと共に、新作『「この剣で、わたしは何をする?」─法と美についての考察』を創作し、今年で70回目を迎えるアヴィニョン演劇祭で世界初演を迎えます。発売初日に全公演のチケットが完売したことからも、その話題作ぶりが伺えます。アヴィニョン公演の上演レポートは追ってF/T16公式HPで掲載予定。是非ご期待ください!

■公演概要

作品名:「この剣で、わたしは何をする?」─法と美についての考察
日程:2016年7月7日(木)~13日(水) 各日22時開演(9日(土)は休演日)
会場:Cloître des Carmes
上演時間:4時間(休憩あり)
言語:スペイン語、フランス語、日本語(フランス語字幕あり)

作、演出、美術、衣裳:アンジェリカ・リデル
出演:入江 平、菊沢将憲、アンジェリカ・リデル、グメルシンド・プシェ、菅江一路、立本夏山ほか
照明:カルロス・マルクリー
音楽:アントニオ・ナヴァロ
通訳・翻訳(西日翻訳):瀬々真紀子
翻訳協力(西日翻訳):田尻陽一

製作:Iaquinandi S.L.
共同製作:アヴィニョン演劇祭
協力:マドリード州、国際交流基金、フェスティバル/トーキョー

Lockup1_B_1s

公演詳細およびチケット取り扱いはアヴィニョン演劇祭のホームページをご覧ください。
リンク:
フランス語
http://www.festival-avignon.com/fr/spectacles/2016/que-hare-yo-con-esta-espada
英語
http://www.festival-avignon.com/en/shows/2016/que-hare-yo-con-esta-espada

・アンジェリカ・リデル Angélica Liddell

アンジェリカ・リデル

作家、演出家、俳優
1966年スペイン生まれ。1993年にグメルシンド・プチェと共にアトラ・ビリス・テアトロを設立。性、死、愛、権力、狂気、宗教などを通じ、個人の意識や魂の奥底を見つめることから人間や社会をとらえる作品を作り続けている。混沌と美が共存する詩的かつ過激な舞台は、2013年にオープニングを飾ったウィーン芸術週間をはじめ、アヴィニョン演劇祭、パリ・オデオン座などヨーロッパの主要なフェスティバルや劇場に招聘され、ヨーロッパの演劇シーンで常に高い注目を集めており、2012年『La casa de la fuerza』で「スペイン劇文学国家賞」、2013年ヴェネチア・ビエンナーレ国際演劇祭にて「銀獅子賞」を受賞。『地上に広がる大空(ウェンディ・シンドローム)』の製作過程を追ったドキュメンタリー映画『ANGÉLICA [UNA TRAGEDIA]』(Manuel Fernández監督)が2016年4月に公開された。

日本人アーティストプロフィール

・入江 平 Taira Irie

入江平写真

土方巽の『疱瘡潭』に刺激を受け、アスベスト館にて舞踏を始める。上杉満代、笠井叡、室伏鴻らに師事。インディペンデントな活動を主に、20年間にわたり舞踏の可能性を探求している。それとともに元藤 燁子、工藤丈輝、雫境ら他の舞踏家やDMBQ、ImproIBAら音楽家、美術家の尾関立子、劇団解体社、Parallel theatreなど国内外様々なジャンルとのコラボレーションも積極的に行っている。主なソロ作品に『黄色のその夫人』、『翌朝未明、遂に捕獲された其の火星人たちへ』、『人間そっくり(安部公房著)』。近年では『静物objectシリーズ』を中野テルプシコールほか都内各所の小劇場で継続中。http://www.irietaira.com

・菊沢将憲 Masanori Kikuzawa

菊沢将憲の写真

北九州市門司出身。1995年「空間再生事業 劇団GIGA」に入団し、2000年より主宰となる。現在はフリーの役者・劇作家・演出家として活動し、野田秀樹作品には常連のアンサンブルキャストとして『ザ・キャラクター』より現在まで参加している。他にもノゾエ征爾、小野寺修二、矢内原美邦、黒田育世、康本雅子などの作品に出演。映像監督としても活動しており、監督作品『親父と俺、ただ面白く生きる也。』で日韓ムービーアワード2009/日韓海峡圏映像賞を受賞した。http://kikuzawa1974.blogspot.jp/

・菅江一路 Ichiro Sugae

菅江一路の写真

1990年兵庫県西宮市出身。中学でボアダムスに影響を受けノイズバンドを始める。岐阜の中学生ドクドクとネットの掲示板を通じて出会いウイルスレーベル関西支部を立ち上げ、ウイルスレーベル第3弾オムニバス『Mr. Alternative』を監修する。大学進学を機に上京しダンスを始め、青木尚哉、平原慎太郎に師事。大学を中退後、2011~14年まで「Noism2」に所属。金森穣、山田勇気、稲尾芳文らの作品に出演。2014年から東京に拠点を移し、平原慎太郎率いる『OrganWorks』に参加。スペインのダンスフェスティバルであるMadrid en Danzaに出演したほか、岡登志子、野上絹代等の作品にも参加している。

・立本夏山 Kazan Tachimoto

立本夏山の写真

1982年静岡県生まれ。18歳にて文学座演劇研究所に入所。その後、劇団四季、流山児☆事務所、俳優座演劇研究所を経て重力/Noteに参加。退団後はひとり芝居、アーティストとのコラボレーションなど幅広く活動する。古典から現代劇、コンテンポラリーダンスなど幅広いレパートリーに対応する俳優。舞台では独特な大きな存在感と高い技術を発揮する。2014年 Arts Chiyoda 3331 千代田芸術祭 パフォーマンス部門『おどりのば』にて伊藤千枝賞受賞。近年では一人芝居に多く取り組み、フェルナンド・ペソーア作『海のオード』太宰治作『駈込訴え』チェーホフ作『煙草の害について』アントナン・アルトー作『神の裁きと決別するため』など、多くの作品に挑戦している。

フェスティバル/トーキョー16インターンシップ・プログラム参加者募集【6/13(月)〆切】

ft16_intern
日本最大級の舞台芸術のフェスティバルで、フェスティバルの現場を共に学び体験してみませんか?

フェスティバル/トーキョー(F/T)は東京から世界へ向けて発信する国際的な舞台芸術の祭典です。これまでに47万人を超える観客がフェスティバルを体験・共有し、国内外から大きな反響を呼んでいます。今年で9回目を迎えるF/Tは、2016年10月15日(土)~12月11日(日)(予定)までの約2ヵ月間、東京の池袋、西巣鴨を中心に開催されます。

このたびF/Tでは、舞台芸術の仕事に興味を持つ方や将来舞台芸術の世界で働くことを志す方々に向けて、フェスティバルの基本理念と運営の実践を学ぶ場を提供する人材育成プログラムとして「フェスティバル/トーキョー16 インターンシップ・プログラム」を実施いたします。

実際の現場での経験を通じ、舞台芸術に関するさまざまな仕事への適性を見極めていく有益な機会になることを願うとともに、将来を担うフレッシュな人材との出会いを期待しています。
ft16_intern_2

昨年度の活動より

 

f/t15統計

インターンシップ・プログラム経験者より

舞台芸術に関する経験と知識の両方が得られる、大変充実したインターンシップでした。大学院でフェスティバルについて研究していた私は、実際にスタッフとしてフェスティバルを内側から知る機会を求めて、日本で1番大きな国際舞台芸術祭であるF/Tのインターンに応募しました。業務としては、制作インターンとして主にスペインの演出家の作品に関わりました。実際に現場に入ってアーティストと直接関わる業務を沢山任せていただき、「プロの仕事を間近で見る」、「外国語を使って業務を行う」という2つの貴重な経験をすることができました。また、会期前に行われた座学研修では、豊島区職員の方やNPO法人の方など外部の方のお話も伺うことができ、修士論文を書くにあたり大変参考になりました。卒業後は劇場に就職しましたが、本インターンで得られた経験と知識が、日々の業務の助けとなっています。(カナヤマ/女/当時の在籍:早稲田大学大学院 修士2年)

大学に入学し、将来の仕事を考える上で実際に舞台芸術の現場に出て経験を積みたい、と考えていた時にインターン募集を知ったのが応募のきっかけです。公演前は来日アーティストのビザ申請準備・公演の宣伝業務、公演期間中はケータリング管理・演出部補佐・フロント業務等を担当しました。舞台芸術には観客としてしか関わったことがなく、自分は仕事に関して全くの素人というのが大きな不安要素でしたが、F/Tでは一から知識や仕事を学ぶことができ、作品が完成し公演に至るまでの過程を実際に体験して自分が制作という仕事を志すきっかけにもなりました。現場に出なければ得られない出会いも多く、F/Tのインターンが終了した後も舞台芸術に関わることができており、勇気を出してインターンに応募して本当に良かったと強く感じています。(ホソイ/女/当時の在籍:武蔵野音楽大学音楽学部1年)

私は大学で豊島区の文化政策について学んでおり、フェスティバルをつくる側のやりがいや苦労も体感してみたいと考え、インターンに参加しました。私の担当業務は公演運営をサポートするF/Tサポーター事業と、学生対象の人材育成事業「F/Tキャンパス」でした。事前の資料作成から当日の運営、後日の振り返りまで関わることができ、どのように企画が行われているのかを学ぶことができました。また、多くの出会いを通して自分の将来について考えることができたと感じています。今後私は演劇に関わる仕事ではなく他の仕事に関心がありますが、F/Tのインターンを通して仕事をする楽しさを感じることができました。(ミトモ/女/当時の在籍:立教大学社会学部3年)

 

募集要項

募集対象 18歳~35歳までの方で、舞台芸術やフェスティバルの制作業務、または広報・営業業務に興味があり、積極的に責任をもって参加できる方。
制作部門
広報部門
募集人数 25名程度 2~3名程度
参加条件 10月15日(土)~12月11日(日)(予定)のフェスティバル期間中、7日間以上連続で参加できること。また、それまでの事前準備(7月中旬~)にも、平日に週2・3回程度、積極的に参加できること。 7月~12月上旬までの間、平日に週2回程度、積極的に参加できること。
プログラム内容 制作チームの下で、公演の準備や本番のサポートなど、フェスティバルの運営に関する業務を全般的に学びます。 広報・営業チームの下で、フェスティバルのPR関係業務・営業業務について全般的に学びます。
フェスティバル期間前に、舞台制作についての基礎的な部分や、文化政策などF/Tに関連するテーマに基づいた座学研修やディスカッションを実施します。(7月から9月上旬にかけて10回程度を予定。)

※事務所は原則として土・日・祝は休みですが、フェスティバル期間中はその限りではありません。

 

選考スケジュール

応募締切 
6月13日(月)23:59※期間を延長しました
書類選考結果通知
6月14日(火)
グループ面接  
6月16日(木)~18日(土)@にしすがも創造舎
面接結果通知 
6月22日(水)
説明会 
7月上旬(予定)
インターンプログラム開始
7月中旬から

 

待遇

◆交通費支給 ※上限あり 往復1,500円/1日
(業務で移動する交通費は別途お支払いいたします)
◆ボランティア保険加入(費用はF/T事務局が負担)
◆制作部門は、担当する演目は必ずご覧いただけます。その他の主催演目(連携プログラムは除く)もスケジュールに応じてご観劇いただけます。
広報部門は、スケジュールに応じて、主催演目(連携プログラムは除く)をご観劇いただけます。
◆関連団体における人材募集等の優先的な情報提供
※インターンシップ終了後、正職員への登用の実績あり

 

応募方法

応募フォームより、必要事項を入力の上ご応募下さい。(応募〆切:6月13日(月)23:59
⇒ 応募フォームはこちら

 

フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 インターンシップ担当
TEL:03-5961-5202 MAIL:ft-intern@festival-tokyo.jp
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 にしすがも創造舎
 ※7月1日以降、事務所は下記住所に移転します。
〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-15-10 東部区民事務所3階

お送りいただいた個人情報、資料は本事業に関連するもの以外の目的で使用することはありません。
応募資料は選考終了後、当委員会の個人情報取扱マニュアルに沿って破棄致します。
また、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
ご応募、心よりお待ちしています。